神田外語大学

神田外語大学が、イギリスのサバイバル学校で行われていた冒険活動プログラムを基にした「アドベンチャーコミュニケーションコース」を新設

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神田外語大学(千葉市美浜区/学長: 酒井邦弥)体育・スポーツセンターは、同大芝グラウンドに「アドベンチャーコミュニケーションコース」を新設した。これは、イギリスのサバイバル学校(Outward Bound School)で行われていた冒険活動プログラムを基にアメリカで開発された、プロジェクトアドベンチャーの教育プログラムをベースに作られた施設。
同大では、授業科目での展開をはじめ、キャリア教育プログラム、企業研修、他大学や地域との連携など、様々なスタイルに応じて施設の展開をしていく。

 2014年3月12日、神田外語大学体育・スポーツセンターは、2014年度より授業の一環として導入する「アドベンチャーコミュニケーションコース」の竣工式、及び同コースを使用したデモンストレーションを行った。

 同コースはイギリスで発祥し、学校教育へ適用するようアメリカで開発された「プロジェクトアドベンチャープログラム」の施設である。プログラムは、アドベンチャーをベースとした環境の中で、自己との対峙、葛藤、自分自身に対する挑戦、仲間との協力、成功体験、達成感を得て、人としての成長を促すよう開発されている。日本では主に教育現場をはじめ、様々な企業でも自己啓発やチームビルディングの機会として取り入れられている。

 同大では、学生一人ひとりが言葉を通じたコミュニケーションにより、お互いを認め合い尊重し合う心を育てるというビジョンの下、「体験学習を通して学ぶ」という目的で同コースを新設した。授業においては、言語・基礎・研究として「語学」や「文化」、「コミュニケーション論」の科目を通し「理論」を頭で理解すると同時に、2014年度から「アドベンチャーコミュニケーションプログラム」を新設開講し、コミュニケーションの「実践」の場の1つとして同コースを活用していく。
 芝グラウンドには「ローエレメント」と「ハイエレメント」の2つのエリアを設置し、ローエレメントエリアは11種17基、ハイエレメントエリアは4種4基の施設が設置されている。8mの高さに掛けられた丸太を渡るものや、シーソーのようになっている板の上に立ち、全員がバランスよく移動するものなど、いずれもチーム力、コミュニケーション力およびチャレンジ力が必要となるものばかり。一人では解決できない活動であるため、お互いのコミュニケーション力やリーダーシップなど、グループで必要となる力が試される。

 さらに、自分に合った目標設定→体験→振り返り→一般化→試験運用→実社会への応用→体験という「体験学習サイクル」を設けることにより、他者との信頼関係の構築、課題解決スキル向上、自尊感情の向上、意識改革と行動変容、意思決定の向上といった効果が期待される。

 当初は同大関係者のみの使用となるが、今後は「語学」の授業科目での活用のほか、同コースを利用した企業研修や他大学、地域社会との連携も行い、様々なスタイルに応じ展開をしていく予定だ。

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 神田外語大学 体育・スポーツセンター 担当: 江川、市瀬
 TEL: 043-273-1599(平日9:00~17:00)

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5157 デモンストレーション中の学生ら

5158 竣工式の様子