北里大学

北里大学が4月19日に「漢方診療標準化プロジェクト」第1回シンポジウムを開催

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北里大学東洋医学総合研究所(東京都港区)は、4月19日(土)に「漢方診療標準化プロジェクト」の第1回シンポジウムを開催する。これは、北里大学がトライアル拠点として採択された文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」(課題名:「安全高品質な漢方ICT医療を用いた未病制御システムの研究開発」)の一環として行われるもの。入場無料、要事前申し込み。

 北里大学東洋医学総合研究所は、文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」拠点公募において、COI-T(トライアル)拠点として平成25年11月1日に採択された。COI  STREAMコンセプトは、『10年後、どのように「人が変わる」のか、「社会が変わる」のか、その目指すべき社会像を見据えたビジョン主導の研究開発プログラム』であり、既存の概念を打破し、これまでにない革新的なイノベーションを創出するイノベーションプラットフォームを我が国に整備することを目的とするものである。

 東洋医学総合研究所ではCOI-T(トライアル)拠点として『安全高品質な漢方ICTを用いた未病制御システムの研究開発』を課題としており、その一環として行われる「漢方診療標準化プロジェクト」は、長年の英知の蓄積によって確立された漢方診療を、多数のデータに基づいて可視化/標準化することを目的とするもの。漢方医学の概念である「未病(病気に至る手前)」の段階で健康管理が可能となるシステムを確立し、健康寿命の延長や医療コストの軽減を目指した検討を行う。北里大学、自治医科大学、千葉大学、東海大学、富山大学、福島県立医科大学の漢方診療部門と富士通株式会社・株式会社富士通総研が共同して実践している。

◆「漢方診療標準化プロジェクト」第1回シンポジウム概要
【日 時】
 4月19日(土)15:00~17:30(14:30より受付開始)
【場 所】
 北里大学薬学部コンベンションホール
 (東京都港区白金5-9-1)
【参加費】
 無料(要事前申し込み)
【定 員】
 300人
【プログラム】
 1.挨拶: 花輪壽彦(北里大学東洋医学総合研究所 所長)
 2.概要説明: 小田口浩(北里大学東洋医学総合研究所 副所長)
 3.センサー開発: 川鍋伊晃(北里大学東洋医学総合研究所 医員)
 4.ロジック解明: 石毛達也(北里大学東洋医学総合研究所 医員)
 5.ICTの貢献: 宓暁宇(富士通株式会社)
 6.今後の予定・意見交換

※お申し込みはomrc-ebm@insti.kitasato-u.ac.jpまで、1)氏名、2)所属、3)参加人数をご記入の上、メールにて事前申し込み下さい。

▼本件に関する問い合わせ先
 北里大学東洋医学総合研究所 EBMセンター
 TEL: 03-5791-6346
 E-mail:  omrc-ebm@insti.kitasato-u.ac.jp