玉川学園中学部・高等部

玉川学園高等部・中学部がスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定

中高ニュース  /  教育カリキュラム

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

玉川学園高等部・中学部(学園長 小原 芳明)は、「スーパーグローバルハイスクール(通称SGH)」に指定された。指定校の内訳は国立4校、公立34校、私立18校となっている。指定を受けた56校のうち、スーパーサイエンスハイスクール(通称SSH)にも指定されているのが同校を含めて13校、そのうち私立学校は5校である。

1.玉川学園の研究開発計画の概要
○研究開発構想名
 国際機関へキャリア選択できる全人的リーダーの育成

○研究開発の概要
 国際機関や国際NGOでリーダーとして活躍するために必要な、多様な文化を理解し、世界の諸問題に興味を持たせる。その上で、正しい判断をし、強い意志を持って実行するためのコミュニケーション能力・語学力とリーダーシップを育成する。グローバルな学校としての文化を根付かせるために教員研修にも重点をおく。

2.スーパーグローバルハイスクール指定の背景
 玉川学園(K-12)では、生徒が生きていく将来の社会環境を見据えた教育活動のあり方を模索し、「世界に通用する人づくり」をスローガンとした「玉川21世紀プロジェクト」を進行してきた。このプロジェクトは様々な国際交流活動の充実や国際的な学校協会への加盟、国際的な学校認定団体からのアクレディテーション取得、国際バカロレア(IB)クラスの設置などを通じたグローバルスタンダード化への対応を大きな柱としている。
 これらの実績はいわばグローバル人材育成のためのパーツであり、経験値や実践組織はそのベースとなるものだが、これらをいかに有機的に結びつけ、組み上げ、完成させていくかという点において、このスーパーグローバルハイスクール指定を受けたことにより、他校にない先駆的なカリキュラム開発を行うことができると考えている。

3.スーパーグローバルハイスクールとは
 将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的に、国内の高等学校や中高一貫教育校の中から50校程度を国が指定するもの。指定期間は5年間、国公私立合わせて246の指定希望校の中から、審査を通して選定された。