金沢工業高等専門学校

金沢工業高等専門学校が「オタゴポリテクニク留学生帰国報告会」
「ラーニングエクスプレス参加学生帰国報告会」を開催

中高ニュース  /  生徒の活動  /  教育カリキュラム  /  国際交流

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金沢工業高等専門学校ではグローバルイノベーター育成に向けて、「Global Learning Experiences in Engineering」と呼ぶ海外での体験型学習を行っている。語学留学だけに留まらず、海外の提携校とのプロジェクト活動やインターンシップにも積極的に学生を送りだし、体験重視型の工学教育のグローバル展開を図り、国際的に活躍できる、実践的なエンジニアの育成を目指している。報告会では、昨年のプログラムに参加した学生たちが活動を報告する。

 金沢工業高等専門学校(石川県金沢市久安2-270 校長:ルイス・バークスデール)では、4月18日(金)18時30分より金沢高専合同講義室にて「オタゴポリテクニク留学生帰国報告会」・「ラーニングエクスプレス参加学生帰国報告会」を開催する。

 オタゴポリテクニク留学プログラムは、平成16年に「エンジニアのための英語教育強化」の一環として始まった。希望者は3年次にニュージーランドの提携校オタゴポリテクニクで、金沢高専を休学せずに1年間学ぶことができる。金沢高専とオタゴポリテクニクが共同で作成したカリキュラムにより、英語のみならず、数学や物理、情報工学、電気工学、機械工学などの工学科目も学ぶ。留学期間中は、オタゴポリテクニク周辺の家庭にホームステイし、日常生活においても英語を学ぶ環境がある。また、オタゴポリテクニクには金沢高専のスタッフが常駐し、金沢高専生の生活をサポートしている。第10回目となる昨年度のプログラムには17名が参加し、平成25年5月から平成26年3月までニュージーランドで学んだ。今回の報告会では、彼らがその留学で培った英語を使い、1年間で学んだことや体験したことなどをユーモアを交えながら発表する。(学生の通訳有り)
 
 ラーニングエクスプレスは、グローバル人材を育成する教育の初の試みとして昨年から始まったプログラム。異なる国の学生たちが発展途上国やその地域を訪問し、フィールドワークを通して、地域発展、環境問題、持続可能な社会などの観点からの問題発見、問題解決策を提案し実施するという、国際的ソーシャルイノベーションプロジェクト。第2回目となる今年は、平成26年3月9日から3月23日まで金沢高専現5年生4名が提携校・シンガポール理工学院生やインドネシアの大学生たちとインドネシアの村に滞在した。村の住民たちへのインタビューや観察を通してその地に必要なものやシステムを見い出し、設計したものを住民にプレゼンテーションした。その一連の活動内容を、プロジェクトに参加した4名の学生が発表する。

「オタゴポリテクニク留学生帰国報告会」
「ラーニングエクスプレス参加学生帰国報告会」

【日時】4月18日(金)18時30分~
【会場】金沢工業高等専門学校 合同講義室
    石川県金沢市久安2-270 

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 企画部広報課
 〒921-8501石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784 (企画部直通)
 FAX: 076-248-7318

 学校法人金沢工業大学金沢工業高等専門学校
 〒921-8601金沢市久安2-270
 TEL: 076-248-1080
 FAX: 076-248-5548