大谷大学

大谷大学が初代学長・清沢満之(きよざわまんし)に向けたエッセイコンテスト「まんしさんに、いま、伝えたいこと」を開催

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大谷大学は今年3月に、初代学長・清沢満之の人物像を広く共有するため、冊子『大谷大学初代学長 清沢満之-その精神(にんげん)にせまる-』を発行した。それに伴い「まんしさんに、いま、伝えたいこと」をテーマにエッセイを募集。応募期間は7月14日から9月3日(消印有効)。対象は中高校生部門、一般(大学生含む)部門。各部門に最優秀賞(1名)、優秀賞(2、3名)、奨励賞(数名)を設け、賞状および副賞を贈呈。

 清沢満之(1863~1903)は、明治に時代が変わろうとする幕末に生まれた。生まれたのは武士の家だったが、浄土真宗の僧侶となり、東京大学で哲学を学び首席で卒業した。その後は当時の中学校校長、真宗大学(大谷大学の前身)の初代学長をつとめるなど、宗教者(僧侶)、哲学者、教育者といった面をもつ。

 真宗大学開校式では「自己の信念を確立し、それを他に伝えること」を説いた。私たちは強さばかりではなく弱さも抱えながら生きている。清沢が育てようとしたのは、弱さを知っているからこそ孤立するのではなく、むしろ周りの人たちと一緒に力強く生きてゆこうとする人間だった。

 友人や若い学生をよく信じた人だった。結核に苦しみ、家族に相次いで先立たれた晩年、病床で思い残すことはないかと問われたときの答えは「何にもない」だったと伝えられている。

 グローバル化・情報化が急激に進む現代社会において、人間とは何か、自らの信念が何かを問い続けることは簡単でない。そんな今、明治の混迷期に信念をもって生き抜いた人間の姿に学び、伝えたい思いを「まんしさん」へのエッセイとして募集する。

◆清沢満之エッセイコンテスト「まんしさんに、いま、伝えたいこと」詳細

【募集内容】
 まんしさん(清沢満之)に、いま、伝えたいことをエッセイ形式で書いてください。
 ≪800文字以内≫

【応募対象】
 (1)中・高校生部門
 (2)一般(大学生含む)部門

【応募方法】
 (1)ワープロ、または手書き
 (2)下記添付のチラシの裏面、または大学ホームページに用紙のデータがありますので、そちらをご利用のうえ、応募作品に氏名(フリガナ)・住所(〒)・電話番号・応募部門を記載して以下の住所に送ってください。
 ≪郵送≫〒603-8143 京都市北区小山上総町
       大谷大学企画課「清沢満之エッセイコンテスト」係
 ≪FAX≫075-411-8149
 ≪メール≫ kikakuka@sec.otani.ac.jp

【応募期間】
 2014年7月14日(月)~2014年9月3日(水)消印有効

【表彰】
 各部門から最優秀賞1名(賞状および副賞として図書カード3万円分贈呈)
 各部門から優秀賞2,3名(賞状および副賞として図書カード1万円分贈呈)
 奨励賞若干名(賞状および副賞として図書カード3千円分贈呈)

【表彰式】
 最優秀賞者は10月11日(土)に大谷大学で表彰します。受賞作品は、大谷大学ホームページや各種広報誌にて公表・掲載(奨励賞は氏名のみ)します。
 受賞の連絡は9月30日(火)までに本人に通知します。
 なお、応募作品は返却しません。また応募作品の著作権はすべて大谷大学に帰属します。
 ※各部門の最優秀賞者には表彰式の交通費(上限2万円)を支給します。

【主催】
 大谷大学 

 ※詳細はPDF(チラシ)を参照。

(参考)大谷大学ホームページ
≪清沢満之エッセイコンテスト特設ページ≫
 http://www.otani.ac.jp/150 

【協力/後援】
 協力:真宗大谷派(東本願寺)、真宗大谷派西方寺、清澤満之記念館
 後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、エフエム京都

▼本件に関する問い合わせ先
 大谷大学企画課 「清沢満之エッセイコンテスト」係
 TEL : 075-411-8115 
 FAX : 075-411-8149
 E-mail : kikakuka@sec.otani.ac.jp