工学院大学

工学院大学ソーラーカープロジェクトが優勝!――「WORLD GREEN CHALLENGE 2014」で、再びチャンピオンの座を勝ち取る

大学ニュース  /  産官学連携  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

2012年、「WORLD GREEN CHALLENGE」でチャレンジクラス第1位およびソーラーカー部門総合優勝を果たし、2013年にはソーラーカー世界大会 に初出場した工学院大学ソーラーカープロジェクトが、再び 「WORLD GREEN CHALLENGE」 に出場。激走のすえ、2位以下に1周差をつけてダントツの成績でゴール。2012年度に続き2度目のソーラーカー部門チャレンジャークラス第1位およびソーラーカー部門チャンピオンを果たした。さらに、今年度は「技術賞」と「大潟村長賞、大潟村創立50周年」を受賞し、あわせて4つの賞を受賞した。

■WSCの経験をパワーに変えたチームの勝利!
 今大会を戦ったマシンは、昨年のWSC(オーストラリアでの世界大会)に出場した「PRACTICE 驍勇(ぎょうゆう)」。空力と足回りの改良を重ねレースに臨んだ。今回の規定から、バッテリサイズが3分の1サイズへ減少(世界大会との比較では4分の1)し、加えて、台風11号の影響を受け、天候状況を予測しながらのエネルギーマネジメントが勝負の鍵となった。WSCを乗り越え培ったノウハウを武器に、天候の予測・バッテリの残量をにらみながらの速度変更や充電コントロールなど、緻密な予測と計画で他を圧倒。共にWSCに出場した強豪チームをも押さえ、堂々の優勝を決めた。

■「World Green Challenge 2014」は耐久レースであり頭脳戦でもある
 会場の秋田県大潟村は、日本第2の湖・八郎潟干拓でつくられた村。約16,000ヘクタールの中を、排水路に沿った約35kmのスポーツラインが走る。「WORLD GREEN CHALLENGE 2014」は、3日間で合計24時間を走る耐久戦。25kmのコースを何周できたか、走行距離を競うレースである。2014年度は台風11号の影響を受け、大会第1日目と第2日目が天候不良のため中止、大会最終日の第3日目のみの開催となった。大会最終日の8~16時までの8時間の走行距離を競った。

○Web Page・ソーラーカープロジェクト
http://www.kogakuin.ac.jp/feature/curiosity/feature_project01.html

○Web Page・チームFacebook
https://www.facebook.com/KGUsolarcar

○Web Page・WORLD GREEN CHALLENGE 2014
http://www.wgc.or.jp/
http://wgc.or.jp/WSR2014/pdf/2014WGC_result.pdf

■チームを率いる 濱根准教授
 今回の優勝は非常に価値のあるもの。全学の学部・学科から集まった36名の学生が、世界大会を想定して6日間の自炊キャンプ生活で乗り切った。来年度オーストラリアで開催される世界大会出場への準備はスタートしており、世界トップレベルのチームに成長していきたい。

■優勝チーム学生リーダー  齋藤翔
 断トツの成績で、優勝することができた。台風11号の影響によるレース時間の変更、さらに、バッテリサイズの大幅な減少など世界大会より厳しい条件にも関わらず、規定変更前とほぼ変わらない成績を収めた。チームは来年度に開催される世界大会での優勝を目標にしている。本大会後、すぐに世界に向けてスタートする。

▼本件に関する問い合わせ先 
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:佐野・関根
 TEL: 03-3340-1498
 FAX: 03-3340-1648
 広報課携帯: 080-9669-1498
 e-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

5823 WGC2014優勝