神田外語大学

神田外語大学が「博多 一風堂」で働く卒業生をゲストに招き、講演会『世界中で活躍する卒業生シリーズ』第一弾を開催

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神田外語大学(千葉市美浜区/学長 酒井邦弥)は10月3日(金)に、「博多 一風堂」((株)力の源カンパニー/代表取締役社長 清宮俊之/福岡県福岡市)で働く卒業生・中山雄太郎氏(英米語学科2009年卒)をゲストに招き、講演会「世界中で活躍する卒業生シリーズ」の第一弾を開催した(主催:同大キャリア教育センター)。豚骨ラーメンで有名な同店は、2008年に初めての海外出店としてニューヨークに進出し、2014年10月10日時点で海外10カ国・地域に40を超える店舗を出店。海外の一風堂の店舗でも活躍の経験がある中山氏は、“RAMEN”を世界共通語にしていくための同社の取り組みやグローバルキャリアについて語った。

 中山氏は、現在入社6年目。今日まで福岡・横浜・大阪・ニューヨークなどさまざまな場所で経験を積んできた。
 学生時代に、『変わらないために変わり続ける』という同社の企業理念に深く共感し、入社を決意したが、グローバルな環境でさまざまな背景を持つ人と共に働く上で、“変化に対応する能力”は非常に重要なことだと自身の体験から感じたという。
 「日本では当たり前のように手に入っていた食材が、海外では入手するのが難しい事もある。さらに国や地域が異なれば、お客様の反応もそれぞれ異なる。食の文化、思想、宗教など、言葉だけでなく相手の文化を理解した上で、味やサービスの方法に変化を加えている。それが変わらないもの(お客様の喜び)のために変わり続けることなのです」(中山氏)

 また、同社で海外からの留学生などを対象に人財採用を担当している原智彦氏は、「すぐれた人財を国籍問わず探していますが、海外から日本に来て学んでいる外国人留学生は優秀な方が多い。彼らの素晴らしいところは“必死”で日本に来て学んでいること。もし自分より彼らが秀でていると感じるとするならば、彼らの眩しさに目を背けず、日本で生まれ育った自分には何ができるだろうか? 自分にはどんな良いところがあるのだろうか? と振り返り、自分なりの強みを育ててほしい。神田外語大学には、『多言語コミュニケーションセンターMULC(Multilingual Communication Center)』という、学内に居ながらにして異文化を学べる素晴らしい環境が整っています。これらの稀有な施設や、広くて深い見識をお持ちの先生方をぜひフル活用して、異文化理解、そしてコミュニケーション能力をより向上させてください」と学生らを鼓舞した。

※多言語コミュニケーションセンターMULCとは
 http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/facilities/bldg7/mulc/

 講演会後は、参加した学生との熱い意見交換が行われた。
 同大英米語学科2年の長島恵理子さんは、「海外に進出するには、言葉の壁や、宗教や文化が異なる上での問題など、とても時間と労力がかかることを痛感した。学生のうちだからこそ学べる、整った学習環境の中で、集中して多くの事を吸収し将来に備えたい」と感想を語った。

 今回は、世界で活躍する卒業生の講演会として初めての開催であったが、今後はさらに多くのグローバルに活躍する卒業生をゲストに招き、積極的に在学生との交流の場を設けていく予定である。

【実施概要】
~世界中で活躍する卒業生シリーズ(1)~
Global Career OB OG Talk LIVE 一風堂“RAMENを世界に広める”
日時: 2014年10月3日(金)16:50~18:20
場所: 神田外語大学7号館2階クリスタルホール
講演者: 博多一風堂
      中山雄太郎氏(外国語学部英米語学科2009年度卒業)
      株式会社力の源ホールディングス グローバルキャリア担当 原智彦氏
対象: 神田外語大学生 約35人

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人佐野学園 学園広報部
 TEL: 03-3258-5837(平日9:00~17:30)
 E-mail: media@kandagaigo.ac.jp

6064 ユニフォームを身にまとい語る中山氏

6065 講演会の様子

6066 参加した学生らと共に