工学院大学

学生たちの力で100年前の東京駅丸の内駅舎がよみがえる
~工学院大学が製作した「東京駅丸の内駅舎復原模型」を東京駅開業百年記念イベントで展示 ~

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工学院大学の『東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロジェクト』が製作した作品が、東京ステーションギャラリーで開催される東京駅開業百年記念<スペシャル・オープン・ウィーク:駅の美術館で楽しむ13日間>で展示される。
東京駅の模型は他にも多く製作されているが、本プロジェクトの模型は50分の1スケールの「復原前」と「復原後」の2つの断面模型が特徴だ。特に、躯体や屋根裏の断面部分は省略されている模型が多い中、通常は見ることができない構造部分に着目して製作されている。

 東京駅丸の内駅舎は、工学院大学のルーツとなる工手学校の創立者の一人、我が国の近代建築の祖・辰野金吾博士が設計。また、辰野が主宰する辰野葛西事務所にて松本與作(工手学校造家科卒)が設計を担当し、植村克己(工手学校造家科卒)が現場の施工管理をつとめた。

 『東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロジェクト』の作品は同期間中に展示され、当時の製作に携わった在校生・卒業生のトークイベントへの参加も予定されている。また、本学建築学部・大内田史郎准教授を講師とした講座「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の記録」も行われる。

■東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロジェクト
 工学院大学学園創立125周年記念事業として、2012年に完成予定の東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事とタイミングを合わせて同プロジェクトをスタートした。その前年となる2011年に日本初の建築学部を開設したことから、本学の後藤治教授の指導のもと同学部の大学院生・学部生が中心となり活動を行った。

■東京駅開業百年記念イベント<スペシャル・オープン・ウィーク>
 2014年12月に東京駅が開業百周年を迎えることを記念して、駅舎創建当時のレンガ壁を活かした美術館の空間自体の面白さを、気軽に体感できる機会として東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団))が開催する催し。期間中は、復原模型展示の他、多彩なイベントを開催。(開催期間 2014年11月18日(火)~30日(日))
→詳細ページ http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201411_SPECIAL_OPEN_WEEK.html

▼本件に関するお問い合わせ
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課
 担当: 佐野・関根
 TEL: 03-3340-1498
 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

6258 <左側が復原前、右側が復原後>