東日本国際大学

東日本国際大学が12月6日に特別講演会「米国・チェルノブイリ等から学ぶ福島の除染と復興の展望」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  地域貢献  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東日本国際大学(福島県いわき市)は12月6日(土)に特別講演会「米国・チェルノブイリ等から学ぶ福島の除染と復興の展望」を開催する。講師には、放射線分野の世界的権威であるワシントン州立大学大学院教授の大西康夫氏を招請。アメリカやチェルノブイリなどの原子力発電所事故の事例から、福島における除染と復興の展望について講演を行う。入場無料。事前申し込み不要。

 福島第一原子力発電所事故の後、スリーマイル島やチェルノブイリ原発事故との比較に関する断片的な情報がマスコミ等で報じられ、実際に現地に足を運んだ人も少なくない。

 事故から3年が経過して、使用済み核燃料中間貯蔵施設の問題や廃炉作業の遅れ(汚染水処理、燃料デブリ取り出しなどを含む)も明らかになってきた。
 原発周辺地域では、帰還に向けた除染作業やさまざまな生活再建事業、イノベーション・コースト構想などの産業政策が動き出している。一方で、既に帰還を諦め、新たな生活を築き始めている人も多くなってきている。

 今回の講演会では、こうした福島の状況を踏まえて、改めて除染と復興の中期的な見通しを先例から学ぶ。講師にはアメリカ ワシントン州立大学大学院教授で、放射線分野の世界的権威である大西康夫氏を招請。現実的な地域の将来像について、米国やチェルノブイリ(スラブチッチ)などの事例を解説し、福島の今後の展望と提言を講演する。

※是非、多数の皆様にご参加いただければ幸いです。

◆特別講演会「米国・チェルノブイリ等から学ぶ福島の除染と復興の展望」
【日 時】 12月6日(土) 12:50~14:20
【場 所】 東日本国際大学1号館2階201階段教室(人数により1-101も使用)
【講 師】
 大西康夫氏 (アメリカ ワシントン州立大学大学院教授)
【入場料】 無料
※一般の方にも無料で公開しております。参加ご希望の方は当日、1号館までお越し下さい。
【主 催】 東日本国際大学

●講師プロフィール
 パシフィック・ノースウエスト国立研究所・首席科学者、ワシントン州立大学土木環境工学科教授。
環境影響評価を専門として、米国放射線保護委員会の准委員も務めるとともに、国際原子力機関(IAEA)の環境分野のアドバイザー、米ソの国際委員会でチェルノブイリ原発事故の環境評価、さらに米国ハンフォード地域の放射線廃棄物プロジェクトの首席科学者を務めるなど、放射線分野の世界的権威。

▼本件に関する問い合わせ先
 東日本国際大学・いわき短期大学 総務部
 〒970-8023 福島県いわき市平鎌田字寿金沢37
 TEL: 0246-35-0415
 FAX: 0246-25-9188


【訂正】本文中、講師プロフィールを訂正しました。(11/20 16:06 大学通信)