ヤマザキ学園大学

ヤマザキ学園大学動物看護学部動物看護学科――人と動物の共生を目指して、動物医療を支える豊かな人間性と幅広い視野を備えた動物看護師を育成

大学ニュース  /  教育カリキュラム

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人間も動物も高齢化が進んでいる現代において、共に健康に暮らし、より良い共生社会を築くためには、動物看護・動物介在福祉・動物リハビリテーションといった幅広い分野の知識と技術の習得が求められている。こうした時代のニーズに応えるため、ヤマザキ学園大学動物看護学部動物看護学科では、人と動物の懸け橋となり、動物関連産業分野で幅広く活躍する人材を育成している。

■動物看護学部 動物看護学科
 人と動物の共生を目指して、動物医療を支える豊かな人間性と幅広い視野を備えた動物看護師の育成をめざし、コンパニオンアニマル(伴侶動物)の高齢化と共に注目を集める動物リハビリテーションなど動物看護の新しい領域を追究していく。

 動物の体の仕組みや働きを学ぶ「動物形態学」や、「動物リハビリテーション」、ペットの健康管理に必要な「栄養学」などを学ぶほか、「動物歯科学」「動物歯科学実習」では、終生飼育を目的とした歯科疾患に対する予防のための理論と実際の処置方法を器材を扱いながら学ぶ。

 また、「ペットロス論」ではペットロスに関わる理論や事例の学習を通して、喪失体験について社会学的な視点から考察を行っている。動物のケアだけでなく、動物看護師として飼い主のこころのケアもできるよう、ペットロスの予防と対処の知識を深める授業を展開している。

 さらに、動物臨床看護学実習、コンパニオンアニマルケア実習、動物リハビリテーションなどの実習を1年次から4年間を通して実施している。

 特徴的なのは、“コンパニオンアニマル(伴侶動物)であるイヌは愛情あふれる家族の一員として家庭で飼われているのが本来の姿”と考え、動物愛護の精神のもと学内でイヌの飼育を行っていない。そのため、授業で使用するイヌは、3,500頭を超えて登録されているモデル犬を一般の家庭から預かり、小型犬から大型犬までさまざまな犬種や性格に応じた知識と技術を身につけることができるよう工夫している。

 また、渋谷キャンパスには実際に営業している動物病院が併設されており、学内での研修を受けてから3年次の学外動物病院実習に臨むことができる。

 2014年3月卒業の第一期生の就職率は97%(就職希望者133名中就職者数129名)。就職先は動物病院だけでなく、ペット保険や医薬品会社、実験動物飼育管理、ペット流通、商品開発、高齢者介護施設、ペット霊園、教育研究機関、ペットフード関係、動物関連団体、編集・出版、動物園など多岐に渡っている。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人ヤマザキ学園 法人本部広報部 企画課
 東京都渋谷区松涛2-3-10
 TEL: 03-3468-1101 
 FAX: 03-3468-1102