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杏林大学が北京大学医学部(中国)、ウィッテンバーグ大学(アメリカ)と学術交流協定を締結

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杏林大学が、中国の北京大学医学部、アメリカのウィッテンバーグ大学と友好協力を促進するため、学術交流協定を締結した。この協定をきっかけに両大学での学術交流を進めていく。

(1) 杏林大学と中国の北京大学(医学部)は平成27年10月12日(月)午後、北京にて両大学の友好協力を促進するため、学術交流協定を調印した。

 北京大学医学部が主催した調印式で、本学松田博青理事長、跡見 裕学長、及び北京大学方 偉崗医学部長、孫 秋丹国際交流センター長との間で協定書が調印・交換された。
 調印式には、本学渡邊 卓医学部長、塚本慶一国際交流センター長も同席した。
 1898年創立の北京大学は従来の文系理系の基礎教育と研究を主とした総合大学から、1998年の創立100周年を機に、世界一流の大学をめざす方針のもと、新たな歩みを始めた。その一環として、北京大学は、北京医科大学を始め、多くの医学関係機関を取りまとめて、あらたに北京大学医学部を立ち上げた。これにより、北京大学は、医学と人文社会科学・理系各分野の融合をさらに進め、大学全体の基盤をいっそう固めた。
 調印後、杏林大学一行は、北京大学の陳 宝剣副学長との面談に臨んだ。2013年に北京大学外国語学部との間に調印された学術交流協定と合わせて、従来の通訳翻訳分野の交流をはじめとして、さらに、医学分野の交流、ひいては両総合大学間の本格的な交流が広がり、さらなる交流発展を進めたいとの期待が双方から語られた。

(参考) 杏林大学HP内 関連ページ
・北京大学医学部と学術交流協定を調印:
 http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00003/201510211/index.html

(2) 杏林大学とアメリカのウィッテンバーグ大学は平成28年1月26日付けで、両大学の友好協力を促進するため、学術交流協定を締結した。

 両大学の学術交流内容は、以下のとおりである。

・学位取得や語学プログラムを含むその他のコースへの学生の受入れ
・情報、教材、印刷物の共有
・共同教育企画、研究活動およびシンポジウム
・教職員教育
・学術・教育の相互質保証

 ウィッテンバーグ大学は、1845年に創立されたアメリカ・オハイオ州スプリングフィールドにある私立のルーテル派大学である。多くの木々や花々がある緑あふれるキャンパスではアメリカ38の州そして約30カ国の留学生からなる約2,000人の学生(留学生約2割)が学んでいる。同大学はリベラルアーツ系の大学として、文系・理系を含めて80以上の専攻を有しており、高い教育力と少人数制教育で160年を超える歴史を持っている。小規模な大学であるからこそ、教員と学生との距離が近く、大変細やかな学生サポートを行っていることでも定評がある。高大なキャンパスの敷地内には7つの学生寮があり、全ての寮が大学スタッフと学生で運営・管理されているフレンドリーでアットホームな環境であり、留学生もキャンパス内の寮に住むことができる。
 この協定をきっかけに、先ずは外国語学部の学生を中心にウィッテンバーグ大学への留学プログラムを進めて行く予定である。

(参考) 杏林大学HP内 関連ページ
・本学とウィッテンバーグ大学(アメリカ)とが学術交流協定を締結: 
 http://www.kyorin-u.ac.jp/cn/html/kyorin/00025/201602251/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 杏林大学 国際交流センター
 TEL: 042-691-0011(代)
 ※キャンパス移転のため、2016/3/29以降は井の頭キャンパス(TEL:0422-47-8000(代))

8603 北京で行われた学術交流協定の調印式

8602 左:北京大学方医学部長 右:本学松田理事長