東京薬科大学

東京薬科大学が中国・瀋陽薬科大学の学生を招き臨床研修トライアル講義を実施

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東京薬科大学では1月15日(火)から19日(土)まで、中国の瀋陽薬科大学の学生を迎え、臨床研修トライアル講義を実施する。研修では日本の薬剤師をとりまく現状について学ぶ講義の開講や、実務実習施設での模擬処方を用いて調剤までの業務体験、実務実習先である病院・薬局の見学等を行う。研修を恒常化し薬学教育のグローバル化に向けた発展、そして日中薬学の相互理解・発展を目指す。

 東京薬科大学では1月15日(火)から19日(土)まで、中国の瀋陽薬科大学の学生と教員を招いて、臨床研修トライアル講義を実施する。今回の臨床研修トライアルは薬学教育の国際化をリードする最先端の取り組みとして、日本の薬学関連の大学が注目している。
                            
 この臨床研修トライアル講義の開講は、2012年5月8日に行われた学術交流協定書調印式の際に、瀋陽薬科大学の毕(ビ)学長、蔡国際交流所所長をはじめとした代表団の方々が同大学の実務実習内容および施設に興味を抱いたことがきっかけとなり実施につながったものである。

 この講義では学術交流協定締結後の交流の第一歩として、瀋陽薬科大学から学生5名、教員1名を迎え、講義の開講や実務実習施設での実習体験、実務実習先である病院・薬局の見学等を行う。

 実習では、事前実務実習施設において模擬処方を用いた一般注射剤の処方内容の確認から実薬での混合調剤まで一連の業務体験や、ヒト型生体シミュレータを用いたフィジカルアセスメントの実践などが行われる。実務実習施設見学では、実際の実習先の一つである東京逓信病院と八王子薬剤センター薬局の見学を行う。講義は「日本の薬学教育体制と薬剤師業務について」や「日本の病院における薬剤師業務」などが開講され、日本の薬学や薬剤師をとりまく現状について学ぶことのできる内容となっている。研修には瀋陽薬科大学の卒業生である東京薬科大学の教員も携わる。

 今後、研修を恒常化し臨床薬学に資する人材育成とともに薬学教育のグローバル化に向けた発展、さらに日中薬学の相互理解・発展を目指す。

▼参考URL: 瀋陽薬科大学との学術交流協定を締結しました(大学ウェブサイト)http://www.toyaku.ac.jp/news/detail_j/id/1789/

▼本件に関するお問い合わせ
 東京薬科大学 総務課(法人・広報担当)
 TEL: 042-676-1649
 FAX: 042-677-1639
 E-Mail: kouho@toyaku.ac.jp
 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1

3818 2012年5月8日に行われた学術交流協定締結式後の事前実務実習施設見学の様子。