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中央大学FLP環境プログラム・佐々木創ゼミが八王子市と連携して行う「リユース市」が環境省モデル事業に採択

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中央大学経済学部佐々木創ゼミが主体となって行っているファカルティリンケージ・プログラム(FLP)環境プログラム「リユース市」がこのたび、環境省の平成26年度「使用済製品等のリユースに関するモデル事業」に採択された。これは、卒業生の不用品を新入生に無料で引き渡す取り組み。多くの大学で開催されているが、行政と連携したのは同大が全国で初めて。

 この取り組みは、佐々木創ゼミに所属する学生がゼミ合宿で、卒業生が春先に処理するごみ収集の実情を八王子市職員から聞いたことがきっかけとなって始まった。1年余りにわたって構想を練り、2013年4月から準備を本格化。2014年3月25日から4月5日まで、多摩キャンパスでリユース市を開催した。

この取り組みは、行政(八王子市)と大学が連携した日本初の取り組みである。活動の効果や課題の整理及び課題への対応策の検討等を行うことで、今後の使用済製品等のリユースに関する八王子市の施策などに活かす予定。

 今年度の実施に当たっては、卒業生からの不用品回収、ボランティアの募集など、在校生からの協力も不可欠。10月30日(木)から開催される学園祭「白門祭」にブースを出展し、リユース市の紹介や簡単なアンケートを実施する。

◆参考ウェブサイト
●環境省 平成26年度 使用済製品等のリユースに関するモデル事業の実施について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18735

●リユース市の取り組み概要
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/hakumon/2014_03/pdf/2014_03-17.pdf

●中央大学リユース市webサイト
http://reuseproject-chuo.jimdo.com/

(注)ファカルティリンケージ・プログラム(FLP)
 各学部に設置されている授業科目を有機的にリンクさせ、新たな知的関心の領域に対応する教育の「場」を設定するプログラム。学生がそれぞれの所属学部で主専攻の課程を修めるという基本的な枠組みのもとに、学部の枠を越えて設けられた新たな知的領域を系統的・体系的に学修し、学際的な視点から専門知識の修得と問題解決能力を高めることを目的としている。

▼本件に関する問い合わせ先
中央大学経済学部事務室
TEL: 042-674-3311

▼取材に関する問い合わせ先
中央大学広報室
TEL: 042-674-2050