目白大学・目白大学短期大学部

目白大学とさいたま商工会議所が包括連携協定を締結 -- 県内初となる認定看護師教育課程での医療機器等開発コンテスト(SMAP事業)の実施

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このたび目白大学(東京都新宿区/学長:佐藤郡衛)は、さいたま商工会議所(会頭:佐伯 鋼兵(株式会社 佐伯紙工所代表取締役))と包括連携協定を締結した。これは、同大の岩槻キャンパスが所在するさいたま市の産業の振興、地域の活性化並びに同大の社会貢献の推進に一層資するもの。主な取り組みとしては、同大の認定看護師教育課程で学ぶ学生による医療機器等の開発コンテストにおける優秀作品を、同会議所会員企業にて製品化し、病院等において活用を推進するという埼玉県内では初となるものであり、今後の取り組みが大いに期待される。

 目白大学は、さいたま市の産業の振興、地域の活性化並びに同大の社会貢献活動の一層推進するため、5月17日(火)にさいたま商工会議所と包括連携協定を締結した。当日は、同大岩槻キャンパスにて、同大学長、さいたま商工会議所会頭をはじめとした双方の関係者出席のもと、協定書調印式を実施するとともに、マスコミに対する記者会見が行われた。

 同大は、6学部16学科7研究科を設置する総合大学であり、文系の新宿キャンパスのほか、保健医療学部・看護学部を設置する岩槻キャンパス、大学院看護学研究科や附属施設として水準の高い看護実践を提供する認定看護師を目指すメディカルスタッフ研修センターを設置する国立埼玉病院キャンパスを有している。

 今回の同大とさいたま商工会議所との包括連携協定においては、特に同大の保健医療や看護の教育実践の強みを活かし、さいたま市の産業の振興、産学連携による地域の活性化、まちづくりの推進に双方が連携し、貢献する事業を実施することとしている。

 その中でも中核事業となるのが、『目白大学とさいたま商工会議所との連携による看護支援を中心とした医療機器等の開発プロジェクト(SMAP事業:Saitama Mejiro Active Project)』である。同大では、脳卒中リハビリテーション看護分野における熟練した看護技術と専門的知識を用いた水準の高い看護実践を提供する認定看護師の養成をメディカルスタッフ研修センターの認定看護師教育課程で行っているが、そこで学ぶ学生の授業において、QOLの向上や病棟業務の効率化、医療事故防止等に繋がる医療機器等の開発コンテストを実施し、優秀作品については、さいたま商工会議所会員企業が製品化を図り、病院等において活用を推進し、社会に貢献するというものである。
 認定看護師教育課程において、このような取り組みは、埼玉県内では初めてであり、今後のさまざまな効果が期待されるものである。

●目白大学
 6学部16学科、大学院7研究科を設置。「総合・文系の新宿キャンパス」、「健康・医療系の岩槻キャンパス」に分かれ、系統別のより特色ある教育を展開している。特に、岩槻キャンパスでは国家資格を取得し、リハビリテーション分野で活躍する人材を育てることを目的とした保健医療学部と、実践力のある看護師、保健師の養成を目指す看護学部が設置されている。
公式ホームページ: http://www.mejiro.ac.jp/

●目白大学メディカルスタッフ研修センター
 目白大学の附属施設。水準の高い看護実践を提供し、看護の質向上を目指す「脳卒中リハビリテーション看護」分野の認定看護師教育課程(9月入学:期間7カ月)を開設している。平成28年度の出願期間は、5月26日(木)から6月9日(木)まで。高名な講師による講義のほか、学会や公開講座など多彩なプログラムを用意している。
公式ホームページ: http://www.mejiro.ac.jp/medical/index.html

●さいたま商工会議所
 さいたま商工会議所は、商工会議所法の規定に基づく法人。地域の総合経済団体として、地域の商工業者によって組織・運営され、地域の社会的経済的な諸問題を協議・相談して取り組み、必要に応じてその意見を国や県・市、あるいは関係機関等へ提言する活動等を行っている。
公式ホームページ: http://www.saitamacci.or.jp/top/about.asp

▼本件に関する問い合わせ先
 目白大学地域連携・研究推進センター
 TEL: 03-5996-3110
 FAX: 03-5996-3146
 E-mail: kenkyu@mejiro.ac.jp 

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