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東邦大学理学部が公開講座「ロボットを用いたサッカー競技 RoboCup ~人間に勝つロボットチームを目指して~」を開催

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東邦大学理学部(千葉県船橋市)では11月27日(土)に、公開講座「ロボットを用いたサッカー競技 RoboCup ~人間に勝つロボットチームを目指して~」を開催する。講師には、自律型ロボットによるサッカー大会「RoboCup」に長年携わり、人工知能を持ったロボット技術の進歩を見てきた愛知県立大学の成瀬正教授を招請。子どもから大人まで、最先端のロボット技術に親しんでもらえる内容となっている。入場無料、申し込み不要。

 東邦大学理学部情報科学科(千葉県船橋市・習志野キャンパス)は、数理知能科学コースとメディア生命科学コースを擁し、数理的な理論分野から、コンピュータ・メディア処理技術、生命科学の応用分野まで幅広い研究体制を整えている。また、画像処理や人工知能の研究・教育も行っており、先端技術分野で活用できる人材の育成を目指している。

 11月27日(土)の公開講座では、「RoboCup()」に長年携わり、人工知能を持ったロボット技術の進歩を見てきた愛知県立大学情報科学部の成瀬正教授を講師に招き、「ロボットを用いたサッカー競技 RoboCup ~人間に勝つロボットチームを目指して~」と題した講演を行う。

 成瀬教授は、システム化や実時間処理、画像処理、知能処理などの技術が集約されているサッカーロボットをテーマに、複数ロボットの協調動作を確立することを目的として、研究活動を行っている。「RoboCup」にはロボットの機能や大きさにより、いくつかのリーグがあるが、教授のロボットチーム「RoboDragons」は、小型ロボットリーグに所属。このリーグは10年間で長足の進歩を遂げ、観客がサッカーの試合を十分に楽しめるレベルにまで成長した。同講演では、リーグの歴史を振り返りつつ、「RoboDragons」のシステムと活躍ぶりを紹介する。

※RoboCup(ロボカップ)とは:
 自分で考えて行動する自律型ロボットによるサッカーの実現をテーマとし、1992年に発足した国際プロジェクト。ロボット工学と人工知能の融合および、研究の推進をすることから開始したが、近年のサッカーブームも手伝って年々盛んとなり、国内の理工系の大学でも参加が相次いでいる。
 「2050年FIFAワールドカップの世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットのチームを作る」ことを目標に、ロボットによる国際サッカー大会を毎年実施。第14回大会は2010年にシンガポールで開催された。現在では世界40か国以上、4000人以上の研究者や学生などが参加しており、分野も「ロボカップサッカー」のほか、大規模災害へのロボットの応用として「ロボカップレスキュー」、次世代の技術の担い手を育てる「ロボカップジュニア」、サッカーで培われた技術を日常生活で活用する「ロボカップ@HOME」がある。

◆ロボットを用いたサッカー競技 RoboCup ~人間に勝つロボットチームを目指して~
【開催日時】
 11月27日(土) 14:00~15:30
【開催会場】
 東邦大学 習志野キャンパス 理学部V号館 5101教室
【講師】
 成瀬 正氏(愛知県立大学 情報科学部 教授)
【その他】
 受講料無料、申し込み不要。
 子どもから大人までどなたでも受講可能。

※詳細は理学部公開講座URL
 http://www.sci.toho-u.ac.jp/event/event_index.html

▼本公開講座の内容に関する問い合わせ先
 東邦大学 経営企画部 広報担当  森上需
 TEL/FAX: 047-472-1159
 M Phone: 090-8722-8471
 E-mail: press@toho-u.ac.jp

▼本件の報道に関する問い合わせ先
 東邦大学 習志野学事部 入試広報課
 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
 TEL: 047-472-0666
 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp

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