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立教大学が埼玉県と包括連携協定を締結――同大の特色を生かした観光分野や産業振興、災害対策に関する連携を推進

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立教大学(東京都豊島区、吉岡知哉総長)では、埼玉県と地域社会の発展と人材の育成等を目指した包括連携協定を締結する。この協定は、立教大学の特徴を生かした観光分野や産業振興を埼玉県と連携して推進することを目的としている。8月29日(月)午後3時から埼玉県庁で上田清司知事と吉岡知哉総長らが出席して締結式を行う。

 協定の正式名称は、「埼玉県と立教大学との相互協力・連携に関する協定」。連携を行う主な分野は、人材育成、学術研究および教育、産業振興、健康・スポーツ・福祉、芸術・文化振興、観光活性化、災害対策等である。
 人材育成では「立教大学が開催する公開講座等への埼玉県職員の参加」「埼玉県政出前講座を活用した立教大学での講座開催」、産業振興では「若手経営者を対象とした経営塾の企画・検討」「ソーシャルビジネスの育成・支援に関する研究会の開催」、観光活性化では「埼玉県観光人材育成講座の開催」「埼玉県の観光PR映像の作成とSR(埼玉高速鉄道)等鉄道車内での放映」、災害対策では「埼玉県と立教大学の共同による徒歩帰宅訓練の実施」「地域防災計画の見直しにおける立教大学の研究成果の活用」などの取り組みを計画・検討している。

 立教大学は、埼玉県新座市に観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部の3学部を擁する新座キャンパスを設置しており、これまでにも埼玉県下において観光、福祉、映像など多くの分野で協力してきた。特に、観光分野では2007年(平成19年)度から武蔵野銀行(本店 さいたま市)と産学連携協定に基づく「埼玉 地域交流フットパスプロジェクト」と「埼玉 デジタル映像制作プロジェクト」を実施。埼玉県の観光振興、地域活性化に取り組んでいる。また、福祉の分野でも2010年(平成22年)度に、介護施設での人材育成に関する研究を県と大学との共同で実施した。

 今後は、埼玉県と立教大学との組織的な協力関係を深め、これまでの取り組みをさらに進めるほか、産業の振興、人材育成などの幅広い分野での連携を進めていくとともに、今回の東日本大震災の教訓を踏まえ、大学の知を埼玉県の防災計画にも反映していくように検討を進めていく予定である。

1.協定締結式
(1)日 時 2011年8月29日(月)15時00分から15時20分まで
(2)場 所 埼玉県庁庁議室
(3)出席者 埼玉県  知事 上田 清司
       立教大学 総長 吉岡 知哉
 ※協定締結式では連携予定事業の具体的内容について説明を行います。

2.協定の名称
埼玉県と立教大学との相互協力・連携に関する協定

3.連携を行う分野
(1)人材育成
(2)学術研究および教育
(3)産業振興
(4)健康・スポーツ・福祉
(5)芸術・文化振興
(6)観光活性化
(7)災害対策
(8)その他

4.協定に基づく主な連携予定事業(実施に向け検討中のものを含む)
(1)人材育成の取り組み
 ・立教大学が開催する公開講座等への埼玉県職員の参加 <新規>
 ・埼玉県政出前講座を活用した立教大学での講座開催 <新規>
(2)産業振興の取組
 ・若手経営者を対象とした経営塾の企画・検討 <新規>
 ・ソーシャルビジネスの育成・支援に関する研究会の開催 <新規>
(3)観光活性化の取組
 ・埼玉県観光人材育成講座の開催
 ・埼玉県の観光PR映像の作成とSR(埼玉高速鉄道)等鉄道車内での放映
(4)災害対策の取組
 ・埼玉県と立教大学の共同による徒歩帰宅訓練の実施 <新規>
 ・地域防災計画の見直しにおける立教大学の研究成果の活用 <新規>

▼本件に関する問い合わせ先
 立教大学 リサーチ・イニシアティブセンター
 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2762