大阪経済大学

大阪経済大学が今春新設の情報社会学部カリキュラムに西日本初の「ファシリテーション」「ロジカルシンキング」を導入

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大阪経済大学(大阪市東淀川区/学長:徳永光俊)では、2012年4月に開設した「情報社会学部」のカリキュラムに、「ファシリテーション基礎」「ファシリテーション実践」「ロジカルシンキング」「ロジカルコミュニケーション」の4科目を導入する。これらは実社会の要請に応える支援型リーダーシップを育成することを目的としており、大学教育におけるファシリテーションの導入は、西日本初の試みとなる。

◆新設する情報社会学部の教育目標は
 “理論と実践の間を埋める”実社会への対応力を身につけること
 大阪経済大学(学長:徳永光俊/所在:大阪市東淀川区大隅2-2-8)が今春4月に開設した「情報社会学部」では、ビジネス社会の中で激しい変化への対応力を身につけ、正しい意思決定ができる人材育成を目標に掲げている。変化の激しい情報社会に的確にアプローチし、問題を発見・解決するため、「社会学」「経済学」「情報学」の領域でさまざまな手段・手法を学ぶ。

 従来の大学教育は、理論重視のカリキュラム構成であった。しかし、スピードの速い現代社会では、身に付けた理論をすぐに実践に移すことが求められる。そこで同大では、これまで新卒者にとって大きな課題であった“理論と実践の間を埋める”ことで実社会の要請に応える教育改革が必要だと考えた。
 他大学に先駆けて情報社会学部に導入する「ファシリテーション」と「ロジカルシンキング」では、4年間を通じて得る学問知を行動に移すため、学生自身が知識を編集し、実行する場を提供していく。

◆現代の激しく変化するビジネス環境で必要とされる
 「ファシリテーション」の実践を身につける

 「ファシリテーション」とは、コミュニケーションの最適化を実現するための技術のこと。現在の経営環境下では、異なる価値観や考え方、知識を持つ他者と協働する必要性、また会議などのグループ活動が円滑に行われるよう中立的な立場で支援を行う力が求められている。
 また「ロジカルシンキング」では、物事を論理的・客観的に捉えて、筋道を立てて自分の考えを分かりやすく伝える思考法を学ぶ。「ロジカルコミュニケーション」では、相手の主張を正しく聴き、相手と自分の考えの相違を整理して共有しながら対話を楽しむ実践手法を学んでいく。

 講義では、経営コンサルタントや教育研修ファシリテーションなど実践経験の豊富な外部講師を迎え、人間関係づくりの能力やチームづくりに必要なスキルと行動力を高める体験学習やグループワークやワークショップを行う。受講した学生が「論理的思考力」(分かりやすく説得力のあること)、「表現力」(相手に好感を持ってもらえること)、「傾聴力」(本音を聞き取ること)、「協調性」(バランスをとること)、「チームの満足感」を体感し、実行力を身につけることを目指す。

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪経済大学 入試部 三井 規裕(みつい のりやす)
 (〒533-8533 大阪市東淀川区大隅2-2-8)
 TEL: 06-6328-2431
 FAX: 06-6370-5437
 URL: http://www.osaka-ue.ac.jp/
 E-mail: mitsui@osaka-ue.ac.jp