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東京経済大学 経営学部の本藤ゼミが「オムロン」と新商品をプロモーション――新機軸商品「ねむり時間計」に若者の斬新な発想を

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東京経済大学で流通マーケティングを学ぶ本藤貴康ゼミナールは、2012年4月23日(月)、オムロンヘルスケア株式会社が新発売した「ねむり時間計 HSL-001」のプロモーションにおける共同研究をスタートした。今回のコラボレーションは、若年層へのマーケティングを狙いとした、オムロンヘルスケアと同ゼミとの産学連携企画である。

 今回のコラボは2本仕立てになっており、第1弾として、学生たちは本藤教授と縁のあるドラッグストアチェーンの顧客購買情報や、アンケートによる消費者調査等に基づいて、想定できるターゲットを設定。同製品のポジショニングを検討した上で、調査結果や「ねむり時間計」のプロモーション企画を5月28日(月)、オムロン本社で発表することになっている。
 夏前には、オムロンヘルスケアがWEB上で健康管理をサポートする「ウェルネスリンク」(基本サービスは無料)の利用者に、同社の機器の購入を促すプランの策定を進めていく。

 23日に東京経済大学で行われたキックオフミーティングでは、学生たちがオムロンヘルスケア国内営業本部営業開発部長より「ウェルネスリンク」を核としたビジネスモデルの概要説明があった。続いて具体的なサービスメニューや今回の共同研究のポイントが紹介され、実体験に基づく企画を実現するために、サンプル機器が学生たちに配られた。

 本藤ゼミはこれまでに、花粉症に有効とされる「つくし飴」や、抗酸化と食物繊維を訴求したダイエット食品の「ぼでぃきゅんジュレ」などの商品企画やプロモーションをした実績がある。新機軸商品の「ねむり時間計」には、多様なアプローチが考えられることから、これまで以上に学生らしい斬新なアイデアとマーケティングが期待されている。

 学生を指導している本藤貴康教授は、主にドラッグストアで販売されている商品のブランディングとプロモーション等を研究領域としており、ゼミでは企業とのコラボレーションを基本とした実践的なテーマでの取り組みをしている。


◆オムロンヘルスケア「ねむり時間計HSL-001」の製品説明
 同製品は、枕元に置くだけで、内臓の3Dセンサが体動による寝具の動きを検知して、寝ついた時刻から起床までの睡眠時間を測定する。翌朝には、アラームをセットした時刻の30分間の寝具の動きから、起きやすいタイミングでアラームを鳴らして起こしてくれる「スッキリアラーム機能」も内蔵。同社が提供する無料のアンドロイドアプリ「ねむり体内時計」に測定結果を転送すれば、1か月や1週間単位で睡眠の状態を俯瞰することができるので、生活リズムの改善に役立てることも可能となっている。
 同製品はオムロンヘルスケアの睡眠事業において初めての製品とサービスとなる。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京経済大学広報課 担当: 田尻 
 〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 
 TEL: 042-328-7724
 FAX: 042-328-7768
 E-mail: tajiri-y@s.tku.ac.jp
 URL: http://www.tku.ac.jp/ 

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