佛教大学

歴史文化講座「文化財の復元・修復の世界」 近世京都の絵師たち ―『京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風』から見えるもの― 屏風も修復後初となる公開 ~佛教大学

大学ニュース  /  イベント  /  先端研究  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

佛教大学歴史学部は、京都国立博物館の研究員であり、本屏風の研究を行った水谷亜希氏をお招きし、上記テーマで文化講座を開催する。また、今回は修復が完了した屏風を初めて展示する。

 講座の題材となる「京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風」は、佛教大学が所有しているもので、江戸末期の円山派・四条派・狩野派などの京都を代表する36名の絵師による画が貼られた屏風であり、近世京都における絵画資料としても貴重な作品である。

 2011年に存在が確認されてから、2013年3月まで京都国立博物館文化財保存修理所で修復作業が行われた。その後水谷氏が研究を進め、今年5月に「京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風(佛教大学附属図書館蔵)」(京都国立博物館『学叢』第36号)に研究成果をまとめられた。

※『京洛(きょうらく)三十六家(さんじゅうろっけ) 山水(さんすい)花鳥(かちょう)人物図(じんぶつず) 貼交(はりまぜ)屏風(びょうぶ)』

■講座概要
【日時】 2014年10月28日(火)14:30~16:30
【会場】
 佛教大学 紫野キャンパス常照ホール(成徳常照館5階)
 京都市北区紫野北花ノ坊町96  
 TEL: 075-491-2141(代表)
【内容】
●講演
「近世京都の絵師たち」
―『京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風』から見えるもの―
水谷 亜希氏(京都国立博物館研究員)

※講座会場と同じフロアのホワイエにて、「京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風」を展示しています

▼報道機関からのお問い合わせ先
 佛教大学 広報課 (担当:米林・桝井・米田)
 〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
 TEL (075)493-9050(直通)・(075)491-2141(代)
 FAX (075)493-9040