青山学院大学

学校法人青山学院が「青山学院教職員による東日本大震災被災学生支援奨学資金」を設立

大学ニュース  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

青山学院大学および女子短期大学では、今回の東日本大震災で被災した同大学生に勉学を継続させ、一人も欠けることなく卒業させるため、生活費の一部を支援する給付型の「青山学院教職員による東日本大震災被災学生支援奨学資金」を5月16日に設立。教職員に対し、広く寄付の依頼を開始した。

 学校法人青山学院では、今回の東日本大震災で被災した本学の学生(新入生及び在学生)に対し、被災の状況に応じて入学金、授業料等免除等の経済的支援措置をとることを決定している。しかしながら、この経済的支援措置は2011年度の1年間に限られたものであり、新入生にとっては今後4年間、また在学生については卒業までの残りの年数の間、経済的にはきびしい状況が続くことが予想される。

 そこで、大学及び女子短期大学では、高等部から幼稚園までの各学校、さらに法人へも呼びかけ、また教職員組合とも話し合いを重ね、被災学生に勉学を継続させ、一人も欠けることなく卒業させるために、生活費の一部を支援する給付型の「青山学院教職員による東日本大震災被災学生支援奨学資金」を5月16日に設立。教職員に対し(任意)、広く寄付の依頼を始めた。

 支援奨学資金の概要は、以下の通り。
 1. 支援方法は、青山学院教職員から寄付された資金を原資として被災学生への奨学金にあてる。
 2. 奨学金支給の対象は、東日本大震災が原因で経済的に困窮している学生とする。
 3. 寄付金の目標額は、1億円としている。このほかに法人から1億円が拠出される予定。具体的な支援の内容などについては、学長を中心とする運営委員会で6月中をめどに出される寄付金の総額を見ながら検討することになる。

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人青山学院 本部広報部
 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
 TEL: 03-3409-6578
 http://www.aoyamagakuin.jp/