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淑徳大学から徒歩5分に位置する白旗商店街には、同大の学生が運営する「マッシュROOM」がある。商店街の空き店舗を利用した同施設は、地域の子どもたちが自由に遊んだり、地域住民たちが気軽に立ち寄って話をしたりする、貴重な交流の場となっている。
淑徳大学(千葉県千葉市)は「福祉の淑徳」と呼ばれ、福祉をベースにした看護系学部を新設するなど、福祉活動に特に力を入れている。さらに、地元地域との連携も重視しており、平成17年11月15日には、同大から徒歩5分の白旗商店街内に「マッシュROOM」という学生が運営する施設を開設した。
商店街の空き店舗を利用した同施設は、地域の子どもや、子育てをしているお母さんたち、お年寄りの方々が気軽に立ち寄って話ができる交流の場であり、淑徳大学の学生が日々学んだことを実践する場でもある。
基本的には総合福祉学部の川眞田ゼミ(約30人)および山本美香ゼミ(約16人)の3年生が主体となって運営しており、たけのこ祭りや七夕祭り、クリスマス会(※)などのイベントを開催しているほか、「ご近所コーナー」を設け、近隣の方たちがつくった作品の展示・販売やバザーなども行っている。
また、学生は関与していないが、白旗台地区社協の子育てサロンの場としても利用されている。
日々の利用は、小学校低学年から中学年までの子どもが主流。中にはコンピューターゲームをやりたがる子どももいるが、なるべく体を動かしたり、みんなでできるテーブルゲームで遊ぶようにしているという。宿題などをやる子どももおり、特に何かを指導したりはせず、自由な雰囲気の中で遊ばせている。また、乳幼児を連れたお母さん方が立ち寄ることもあるという。
原則として学生が活動できる平日の午後1時から運営され、1日あたりの利用者数はおよそ5~10人。日によって差は大きいものの、それぞれの時間を自由に過ごせる憩いの場所は、近隣の人たちにも注目されている。
※イベント解説
●たけのこ祭り: 地域住民、白旗商店街の方々が参加し、たけのこ掘り、キャンパス散策、子どもとのレクリエーション、昼食づくりなどを行う。
●七夕祭り: 白旗商店街と大学共同主催の七夕祭りに、マッシュROOMも参加し、バザーを行っている。昨年はたいやき販売も実施した。
●クリスマス会: 地域の保育園・幼稚園・小学校の子どもたちを対象に、大学内にてクリスマス会を実施。地域住民の方に先生になっていただき、竹とんぼや折り紙でリースを作るなどして交流を深めている。
▼本件に関するお問い合わせ先
淑徳大学 アドミッションオフィス
〒260-8701
千葉県千葉市中央区大巌寺町200
TEL: 043-265-6881
FAX: 043-265-9122
http://www.shukutoku.ac.jp/
大学・学校情報 |
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大学・学校名 淑徳大学 |
URL https://www.shukutoku.ac.jp/ |
住所 千葉市中央区大巌寺町200 |
淑徳大学は、社会福祉への関心が今日ほど社会的に高まっていなかった1965(昭和40)年に、時代を先取りして、社会福祉学部社会福祉学科の単学部単学科の大学として開学しました。その目的は、「社会福祉の実践を通じて『ひとりひとりの自立と社会の連帯』の実現に貢献しうる人材の育成」にありました。 また淑徳大学は、大乗仏教の理念を建学の精神としております。"together with him"の実践を通じての「理想社会の建設と真実な人間の育成」をめざすものです。 現在は千葉、埼玉、東京に4キャンパスを設置しており、2020年に創立55周年を迎えました。2023年度より、「総合福祉学部、コミュニティ政策学部、看護栄養学部、教育学部、地域創生学部、経営学部、人文学部」の7学部13学科へと発展し、さらに幅広い分野での学びを提供していきます。 |
学長(学校長) 山口光治 |