NIC International College in Japan

NICが8月16日に教員研修プログラム「英語による英語教育の指導法」および授業見学会を実施

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NIC International College in Japanでは、8月16日に教員研修プログラム「英語による英語教育の指導法」を開催する。このプログラムは日本人教員を対象に、「読み、書き、聞き、話す」4技能を同時に身に付けさせる独自のカリキュラムにもとづき、英語による指導法を体験してもらい、「英語による英語教育」を行ううえでのノウハウを修得してもらうというもの。

 NIC International College in Japan (旧校名:ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構Japan/以下NIC)では過去20年以上にわたり、海外大学を目指す学生に、1年間の集中英語研修課程と米国大学の一般教養課程を提供。現在まで、約7400名以上を全米の州立大学をはじめ、UCLAやUC Berkeley、ケンブリッジ大学、シドニー大学といった海外の名門大学に送り出してきた。

 NICの英語研修課程(EAP)は、全員がTESOL修士号を取得したネイティブ教員により、「全て英語による」英語力育成の授業を行っている。「転換教育」という同校独自の英語教育システムによる、欧米の高等教育で必須とされるクリティカル・シンキング(分析的思考力・表現力)と、総合的な英語による学習能力=アカデミック・スキルの育成の成果は、上記の高い進学実績がこれを指し示している。

 今回の新指導要綱により、多くの英語教育関係者がNICの授業見学に参加し、指導法についての問い合わせを受けている。指導法についての研修希望も寄せられたことから、このたび「英語による英語教育」指導研修を開催することとなった。なお、平日には授業見学会も実施している(要予約)。

◎「英語による英語教育の指導法」教員研修プログラム概要
▼カリキュラムの概要:
・Note Taking, Speech & Discussion(NSD)
 さまざまな分野のテーマについて、ヒアリング内容をノートに取り、それらのテーマについてディスカッションを行う。ここでは(A)ヒアリング力の向上 (B)ポイントをノートに取る (C)その題材をディスカッションする (D)ディスカッションした内容をまとめてスピーチやプレゼンテーションを行う、等について学ぶ。さらに、ディベート、グループディスカッションなどを体験し、その指導法を修得してもらう。

・Reading, Writing & Discussion(RWD)
 さまざまな分野のテーマについてのリーディングでは、理解度、語彙力、スキャニング、スキミングの力を伸ばし、読んだ内容をサマライズするライティングを繰り返すことによって語彙力とライティング力を伸ばし、かつディスカッションにより口語表現を身につける。ここでは(A)RWDジャーナルの活用 (B)タイムリーディング(速読) (C)SRA教材の使用法 (D)グレーデドリーダー教材の使用法 (E)パラグラフ単位のライティングやエッセイ・レベルのライディング、等について学ぶ。さらに、ディスカッションやプレゼンテーションなどを体験し、その指導法を修得してもらう。この手法を学ぶことで、高校で使用している教材を使っての授業に応用できる技術も学ぶことができる。

▼研修プログラムの日程と時間:
 8月16日(日) 13:00~18:30 (半日コース)

▼最少催行人員: 5名

▼講 師: ダニー・ハワード EAPアソシエイト・ディレクター(NIC)
      (NICでの教員歴10年、米国大学院英語教授法取得者)

▼費 用: 各 10,000円(税込み10,500円)

▼研修場所: NIC International College in Japan
       (東京都新宿区新宿5-9-16)

▼申し込み方法:
 お電話にて、お名前、学校名、希望コースとご連絡先をお教え下さい。受講料の振込先は、お申し込み時にお知らせいたします。遠方からの参加者には宿泊場所もご紹介しています。

■NIC授業見学会参加者の感想(抜粋)
・生徒がとても意欲的に参加しているところが印象的でした。またReadingやGrammarの授業でも行うことができるといったことを実感できました。(埼玉県私立高校教諭)

・生徒が熱心に授業を受け、一生懸命かつ積極的に話そうとしている姿に驚きました。NICの先生方の熱心で密度の濃い指導にも感動し、自身の授業の参考にしたいと思いました。(東京都立高校教諭)

・生徒の英語を学ぶ姿が生き生きとして素敵だった。達成感を与えられる指導力が優れているのだと思った。(東京都私立高校教諭)

・とても良い内容の授業を拝見し、授業で無理なく英語を使用するヒントを頂いたと思います。生徒はもちろんのこと教員も勉強する必要を強く感じました。またこのような研修を定期的に開催していただけたら、参加したいと思います。(静岡県立高校教諭)

・生徒ひとりひとりが大切にされているのが良くわかります。これなら生徒もやる気を出さない手はないですね。教師側が英語でのアプローチを諦めないでやること、生徒さん達の姿にそう感じました。(福島県立高校教諭)

▼本件に関する問い合わせ先
 NIC International College in Japan
 担当: 近松(ちかまつ)
 TEL: 03-5379-5551
 (関連ページ) http://www.nicuc.ac.jp/pta/sp/eap.html