立命館大学

立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)の新たな展開

大学ニュース  /  大学改革  /  先端研究  /  産官学連携  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

立命館グローバル・イノベーション機構(R-GIRO)はこのたび、人と自然が共生する「ヒューマンエコロジー社会」の構築をテーマに、自然科学系とともに人文・社会科学系の研究拠点形成を整備する計画をまとめた。

 立命館大学では、20世紀の科学技術の負の遺産を清算し、21世紀の課題であるエネルギー、資源、医療保健などの重点6領域の課題に取り組むために、2008年4月、立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO、機構長・川口清史立命館総長)を設立した。

 R-GIROは、環境、エネルギー、医療・健康、材料・資源、安全・安心、食料領域などの自然科学系の領域において、学内公募のプロジェクト研究を展開してきた。

 2009年度からは、自然科学系とともに人文社会系の領域も設定し、自然科学系と人文社会系領域との融合を行ってきている。人文社会系の領域設定は次のとおり。
 ・人文社会系:平和・ガバナンス、人・生き方、日本の文化・地域の文化、複合新領域

 今後のR-GIROは、2050年のヒューマンエコロジー社会の実現を目指し、資源を持たない日本の将来像を次のように示し、研究プロジェクトを推進していく。
 ・食料(水)輸出社会
 ・太陽エネルギー普及率50%社会
 ・廃棄電子機器など「都市鉱山」からの新機能材料再生
 ・公害ゼロエミッション社会
 ・東西の文化融和社会
 ・低侵触医療・健康増進を実現させる先端技術社会