ものつくり大学

学生4人がボランティアで老朽化した駅舎を改築─―ものつくり大学

大学ニュース  /  イベント  /  産官学連携  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

ものつくり大学(埼玉県行田市)の学生4人が、北条鉄道「田原駅」(兵庫県加西市)の老朽化した駅舎の改築工事をボランティアで行い、新駅舎が完成。7月28日には同駅で完成式が執り行われ、加西市長より感謝状が授与された。


 このたび、第三セクター北条鉄道「田原駅」の老朽化した駅舎の改築工事を、ものつくり大学の学生4人がボランティアで行い、新駅舎が完成した。7月28日には同駅で完成式が執り行われ、加西市の中川暢三市長から感謝状が授与された。
 
 改築工事を手掛けた学生は、同大のサークル「建築研究会(顧問:深井和宏教授)」に所属する、建設技能工芸学科4年の4人。中心となった部長の上田晃弘さんは加西市の出身で、兵庫県立東播工業高校3年の時には、「高校生ものづくりコンテスト全国大会」の木材加工部門で最優秀賞に輝いた。その後、同大に入学後も「技能五輪全国大会」に出場するなど活躍し、現在に至る。
 
 新駅舎は幅15m、奥行き2.1mで、ヒノキの間伐材を活用。木製の待合室やベンチ、駅名の看板に温かみが感じられる仕上がりだ。また、ホームには、使わなくなった枕木や廃瓦が再利用されている。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 ものつくり大学 学務部
 埼玉県行田市前谷333番地
 TEL: 048-564-3200
 FAX: 048-564-3201
 E-Mail: kubota◎iot.ac.jp
 (「◎」は「@」を示します)
 http://www.iot.ac.jp/