横浜市立大学

海外協定大学の学生たちとインターナショナルな視野でライフサイエンスを学び、討論する「YCUサイエンスサマープログラム2010」を開講――横浜市立大学

大学ニュース  /  国際交流

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横浜市立大学では8月15日(日)~20日(金)に、アジア圏内で生命科学や医学を学ぶ海外協定大学、姉妹都市大学学生と、同大学部生・大学院生(合計19名うち外国人学生13名)を対象とした「YCUサイエンスサマープログラム2010」を開講。世界的な課題であるグローバルヘルス(地球規模の健康社会づくり)の実現と課題解決に取り組むため、先端ライフサイエンスを学び、討論する。

 「YCUサイエンスサマープログラム2010」では、「グローバルヘルスの実現にむけた生命医科学の開拓と挑戦」というテーマのもと、講義やシミュレーション実習を英語で行い、日本人が苦手とする科学の討論に関してワークショップタイムを十分設け、自分達が感じるサイエンスの面白さを世界に発信できる機会を重視する。

 また、プログラムではグローバルヘルスの実現へ向けた世界が注目している課題を取り上げ、異なる文化背景を持った海外の優秀な学生らと学ぶことで、サイエンスとしての面白さ、地球規模で解決を待っている課題を理解し、国際化の中でこれから何をしていくべきか、インターナショナルな視野でライフサイエンスを学び、討論する。

◆サイエンスサマープログラム概要
【開催日時】
 平成22年8月15日(日)~20日(金)
【テーマ】
 「グローバルヘルスの実現にむけた生命医科学の開拓と挑戦」
【場所】
 横浜市立大学 金沢八景キャンパス、医学部 福浦キャンパス、先端医科学研究センター ほか 
【担当教員】
 国際総合科学部 生命ナノシステム科学研究科 大関泰裕 教授
【参加者】
 19名
 (シンガポール 3名・中国(上海市) 3名・マレーシア 3名・タイ 2名・台湾 2名・同大受講生 6名)
【主なプログラム内容】
 ・地球規模で深刻な感染症の蔓延を食い止めるためのタンパク質レベルでの研究
 ・豊かな暮らし創りにつながる飢餓と飽食の遺伝子解析
 ・高度医学として注目される再生医学の基礎研究現場体験
 ・手術ロボットと高感度病態イメージング法の開発がもたらす質の高い医療シミュレーション体験
 ・栄養価および薬効性の高い食用作物作りのための育種改良プロジェクトの紹介