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上智大学がエリザベト音楽大学と学生交流協定を締結

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上智大学は9月22日に、エリザベト音楽大学(広島県広島市/学長:川野祐二)と「国内留学型」の学生交流に関する協定を締結した。

 上智大学は9月22日に、エリザベト音楽大学(広島県広島市/学長:川野祐二)と「国内留学型」の学生交流に関する協定を締結した。
 
 エリザベト音楽大学は、上智大学と同じカトリック・イエズス会の大学であり、両大学が互いに交流・協力することよって、教育の内容と質をより一層向上させることを目的としており、来年4月から実施される。
 
 この協定の締結により、それぞれの大学から毎年1人の学生が、相手先の大学で1年間学ぶことが可能となる。履修した科目の単位は、卒業単位に認定される場合もある。学費も在籍する大学にのみ納付することから、「交換留学の国内版」と言える。
 
 エリザベト音楽大学の学生数は学部・大学院合わせて約400人。キャンパスは、広島駅から徒歩12分と、広島の中心部にありながらも緑と穏やかな空気に恵まれている。
 
 今回の協定締結について川野祐二エリザベト音楽大学学長は、「小規模大学ならではの、顔の見える教育、一人ひとりを大切にする指導をしている点は、上智大学と共通している。学生交流を通じて、私ども音大の学生に、音楽以外にも豊かな心を育む機会ができ、大変喜ばしい」と話している。
 
 一方、上智大学の石澤良昭学長は、「イエズス会という本学と共通の教育理念をもつ大学と協定を締結できたことは誠に喜ばしい。お互いがその使命を再確認しながら、よりよい教育を提供していけると思う。広島県と遠方ではあるが、音楽大学で1年間学ぶことは自分自身の切磋琢磨につながるので、大いに活用して欲しい」と話している。
 
 上智大学は、今年の4月から、共通の教育理念をもつカトリック大学や、近隣の特色ある大学との相互交流と協力関係を深めることを目的に、国内の大学との学生交流を開始している。「国内留学型」の学生交流は、清泉女学院大学(長野県長野市)に続く2校目。ほかにも、「単位互換型」の協定は、東京音楽大学(東京都豊島区)、東京純心女子大学(東京都八王子市)の2大学と締結している。

▼本件に関する問い合わせ先
 上智大学 学事センター
 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
 TEL: 03-3238-3519

▼本件に関する取材の問い合わせ・申し込み先
 上智学院 総務局 企画広報グループ
  〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
  TEL: 03-3238-3179
  FAX: 03-3238-3539
  E-mail: sophiapr@cl.sophia.ac.jp
  http://www.sophia.ac.jp/

1676 川野祐二エリザベト大学長(左)と協定を締結