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工学院大学が5月21日に東日本大震災における東北被災地での活動報告会を開催

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工学院大学では5月21日(土)に、東日本大震災における東北被災地での活動報告会を開催。当日は、現地での調査活動や学生ボランティアの活動報告に加え、この経験をわれわれの生活にどのように活かしていけばよいかを考える。

 工学院大学ではこれまでに、提携校である東北福祉大学(仙台市)や神戸学院大学(神戸市)などと協力し、社会貢献学会を設立(2011年3月)したのをはじめ、建築学部の設立(同4月)による教育研究の推進、新宿区・八王子市などの自治体や地域の住民・事業者と連携した減災セミナーや防災訓練の実施など、防災・減災に関するさまざまな地域貢献および社会貢献活動を行ってきた。

 このたびの震災においては、神戸学院大学とともに、3月28日~30日まで宮城県に先遣隊を派遣したほか、被災地での実地調査や4月22日~25日までの学生ボランティアの派遣活動を通して、被災者の心と身体のケアを行ってきた。
 この報告会では、今回の大震災における鉄筋・木造建造物の地震や津波被害の状況、被災者の生活状況について研究者や学生ボランティアからの報告のもと、われわれが今できることについて探っていきたいと考えている。

【テーマ】
 首都圏で生活する私達のための東北被災地活動報告会
 「東日本大震災の経験をどういかす!」―私たちにできることは?―
【日時】
 2011年5月21日(土)14:00-17:00
【場所】
 工学院大学新宿キャンパス 3階アーバンテックホール
【申し込み方法など】
 当日会場まで直接お越しください。参加費無料。
【内容】
●第1部 東日本大震災の被害から学ぶ!
 1.鉄骨造建物の津波被害
  (3月28日~29日 宮城県女川市、仙台市若林区調査)
   ~工学院大学 山下哲郎准教授~ 
 2.鉄筋コンクリート構造建物の被害
  (4月11日~13日宮城県大崎市、仙台市、岩手県陸前高田市等調査)
   ~工学院大学 小野里憲一准教授~
 3.木造建築物の被害
  (4月11日~13日 岩手県陸前高田市、宮城県大崎市、気仙沼市、石巻市  等調査)
   ~工学院大学 河合直人教授~ 
 4.生活関連施設の営業支障について
  (4月17日 宮城県大崎市、栗原市、登米市周辺調査)
   ~工学院大学 宮村正光教授~ 
   ~日本大学大学院 太田 宏氏(ゲスト講師)~

●第2部 ボランティア活動を通じて学んだこと・感じたこと・考えたこと!
 5.パネルディスカッション
  「気仙沼市でのボランティア活動について(4月22日~25日)」
  コーディネーター:TKK助け合い連携センター 濱野航平氏
  パネリスト:小切山孝治さん、平本達也さん、新田龍宏さん(学生)
●第3部 東日本大震災の経験を来るべき大規模地震にいかす
 6.来たるべき大規模地震に備え、我々が今できること
  ~工学院大学 久田嘉章教授~
 7.質疑・応答

【主催】
 工学院大学
 工学院大学建築学部、総合研究所・都市減災研究センター、TKK助け合い連携センター、学生支援GP「いのち・つなぐ・ちから」
【後援】
 新宿区、日本赤十字社東京都支部(申請中)、社会貢献学会、被災地の子どもを支援する神奈川市民の会

▼本件に関する問い合わせ先
 工学院大学 学園創立125周年記念事業事務室 
 TEL: 03-3340-1449(内2119)