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大学キャンパスで子どもたちが学習を開始――日本工業大学の自治体連携事業「子ども大学みやしろ」が誕生

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日本工業大学は埼玉県が提唱する「子ども大学」事業の趣旨に賛同し、埼玉県教育局や宮代町教育委員会、宮代町「SINKラボ」と共に実行委員会を結成。このたび、「子ども大学みやしろ」を創設し、活動を開始した。この事業は大学のキャンパスを利用して、教授陣・専門家が講義や体験を提供し、子どもの知的好奇心を満足させる取り組みである。活動のキーワードは「はてな学」「ふるさと学」「生き方学」の3つで、子どもの「なぜ」に答えるさまざまな企画を行う。

 日本工業大学は埼玉県が提唱する「子ども大学」事業の趣旨に賛同し、埼玉県教育局や宮代町教育委員会、宮代町「SINKラボ」と共に実行委員会を結成。このたび、「子ども大学みやしろ」を創設し、活動を開始した。この事業は大学のキャンパスを利用して、教授陣・専門家が講義や体験を提供し、子どもの知的好奇心を満足させる取り組みである。活動のキーワードは「はてな学」「ふるさと学」「生き方学」の3つで、子どもの「なぜ」に答えるさまざまな企画を行う。

 「子ども大学みやしろ」の学長には、日本工業大学学生支援部長梅崎栄作教授が就任。3つの「はてな学」と2つの「生き方学」を4日にわたって展開する。各教室とも子どもと共に保護者も出席でき、しかも、プログラムの一部では、子どもと保護者が協力して考える場面が用意されている。事業概要は以下の通り。

事業名称:子ども大学みやしろ
主  催:子ども大学みやしろ実行委員会
対  象:埼玉県宮代町在住の小学生(4~6年)
申  込:申込期間は終了(参加50名)
開講日 :平成23年10 月1日、8日、15日、22日

【プログラム】
◆10月1日(会場:日本工業大学)
 9:00~9:45
  入学式
 10:00~10:45
  「はてな学」講義「のぞいてみようミクロの世界」
  (電子顕微鏡で見る極微の世界)
  講師:先端材料技術センター 鈴木 学助手
 11:00~11:45
  「はてな学」講義 「はたらく機械~車輪旋盤と実演~」
  (工業技術博物館が動態保存する車輪旋盤の実演ほか機械の実演)
  講師:工業技術博物館 平柳恵作助手
◆10月8日(会場:宮代町立笠原小学校)
 14:00~15:30
  「生き方学」体験「ハーゲンダッツ・アイスクリームスクール」
  (身近なアイスクリームを通して食に関心をもつ)
  講師:ハーゲンダッツ・ジャパン(株)江頭 真氏、澤村優子氏
◆10月15日(会場:日本工業大学)
 9:00~12:00
  「生き方学」工作「紙工作で受動歩行するウサギをつくろう」
  (スロープを飛んで下る紙ロボットをつくる)
  講師:創造システム工学科 櫛橋康博准教授
◆10月22日(会場:日本工業大学)
 9:00~9:45
  「はてな学」講義と討議「橋をわれらに」
  (大人が渡ると壊れてしまう橋、子ども2人と大人1人が渡る方法を考え、子どもと大人が橋を渡る体験をする)
  講師:建築学科 西山光昭講師

<子ども大学みやしろ 第1日の様子>
 10月1日(土) 宮代町在住47人の小学生とその保護者が大学LCセンターメディア教室に集合、午前9時より入学式が行われた。「子ども大学みやしろ」学長梅崎栄作教授、埼玉県教育局総務部長板倉克己氏のあいさつの後、記念品としてブルーベリーの苗木が贈呈された。第1日は2つの講義が行われた。写真は講義の模様である。

【参考情報】
*2011年、埼玉県内の「子ども大学」は12、県内15市町に広がりを見せている。各地の子ども大学は埼玉県のHP(  http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kodomodaigaku/ )で閲覧できる。
*「子ども大学みやしろ」の詳細プログラムは、以下を参照。
 http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kodomodaigaku/kodomodaigaku-miyashiro.html

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 生涯学習センター
 〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
 TEL: 0480-34-4111
 FAX: 0480-33-7517
 E-mail: shougai@nit.ac.jp

2563 シンボルマーク

2564 講義「のぞいてみようミクロの世界」蝶の口

2565 講義「のぞいてみようミクロの世界」授業風景

2566 講義「はたらく機械」動態保存の旋盤