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～２１世紀に必要とされる「新しい学」の創出拠点～

◎研究所の概要
　科学に人間の野生を取り戻すことを目指し、新しい「人間の学」をつくりだすこと――明治大学「野生の科学研究所」は、現代人の心に再び創造的な「野生」を取り戻させるための運動の拠点たらんと欲している。
　研究は（１）野生の心、（２）エネルゴロジー（エネルギーの存在論）、（３）リムランド（周縁のクニ）としての日本、（４）死を組み込んだ人間の学、（５）芸術人類学の展開の５つを主軸として進められる。これらの領域は相互に結びつきながら「野生の科学」の重要な構成部分となる。
　このような探求は、大学内外で活動するさまざまなプロジェクトとも積極的に連繋して進められ、《野生の知》をさらに実りあるネットワークへと拡大させていく。

◎研究所所員
　思想家・人類学者である中沢新一を所長とし、多彩な研究分野を横断し、強力な研究員が集う。明治大学の専任教員からなる研究所員を中心に、国内・国外に広がる多くの協力者や研究者と連繋しながら、新しい「野生の知」の地平をひらく。
　《研究所所員紹介》
　　 研究所長　中沢新一（思想家・人類学者／特任教授）
　　 研究所員　金山秋男（法学部教授）
　　　　　　 　　　管啓次郎（理工学部教授）
　　　　　　 　　　越川芳明（文学部教授）
　　　　　　 　　　土屋恵一郎（法学部教授）
　　　　　　　　　　　　　　　　ほか学内外研究員

◎施設
　明治大学駿河台校舎から徒歩１分の距離に開設された明治大学野生の科学研究所は、356.52平方メートルのフロア面積の中に、研究スペースやミーティングスペース、レクチャースペース、ラウンジを兼ね備えたフレキシブルな空間となっている。このスペースはオープンで横断的な研究やイベントが行われ、野生の知の発信地となる。

◎研究所の事業
　・野生の科学に関する研究・調査
　・国内外の研究者との学術交流の推進
　・刊行物、Ｗｅｂなどによる情報の相互活用・共有化と公開
　・研究会、講演会、講座、国際研究集会、シンポジウムなどの開催
　・野生の科学を基盤とした仕組み作りの発掘、企画・提言とその充実
　・国内外の野生の科学に関する研究者の育成・援助
　・芸術活動・文化財等保存運動の支援とアーカイヴ化
　・共同研究による社会貢献
　・その他、同研究所の目的に相当する事業

◎情報の発信
　・研究所ホームページ：　http://sauvage.jp/
　・野生の科学ツイッター：　http://twitter.com/#!/science_sauvage
　・研究会成果冊子の作成

◆記者会見のご案内
【日時】
　　２０１１年１０月２１日（金）　１５：００より
【場所】
　明治大学　駿河台キャンパス（東京都千代田区神田駿河台）
　紫紺館　Ｓ１　会議室　　　※下記地図をご参照ください
【出席者】
　中沢新一（野生の科学研究所　所長）
　川井真（野生の科学研究所　事務局長）

※参加希望の方は下記連絡先までご一報ください。
※本会見に関するご取材、ご質問は「明治大学　野生の科学研究所」の
　　内容に限らせていただきますのでご了承ください。
※当日は開所記念シンポジウムも予定しています。詳しくは別紙をご参照ください。

▼本件に関する問い合わせ先
　明治大学 野生の科学研究所　　担当：野沢
　〒101-0052　千代田区神田小川町３-２６-８
　TEL／FAX：　03-5259-9001