工学院大学

雛人形に寄せる鎮魂と復興の祈り――工学院大学が宮城県石巻市の慰霊行事「鎮魂と復興のひな祭り」に学生ボランティアを派遣

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復興への歩みを進める被災地・宮城県石巻市では、工学院大学が建設した復興住宅を管理する[NPO法人りあすの森]の主催により、被災地での慰霊行事「鎮魂と復興のひな祭り」が催される。期間中は石巻市大川小学校や白浜復興住宅で500体以上のひな人形を飾り、魂を慰める予定である。同大ではこの行事に学生ボランティアを派遣し、活動をサポートする。

 東日本大震災の大きな被害を受けた被災地宮城県石巻市では、津波の大きな傷跡が残る中、市民自らも立ち上がり、一歩一歩復興への歩みを進めている。
 学校法人工学院大学は、その復興への歩みを支援するべく、石巻市白浜地区の高台に建設した恒久的復興住宅()をはじめ、学術研究支援や学生ボランティアの活動に邁進してきた。

 このたび、同大が建設した復興住宅を管理する[NPO法人りあすの森]の主催により、被災地での慰霊行事「鎮魂と復興のひな祭り」が催されることとなった。同大は本行事に学生ボランティアを派遣し、この活動をサポートする。

 「鎮魂と復興のひな祭り」は、石巻市白浜地区に建設された復興住宅を中心として、津波による犠牲が大きかった大川小学校前や周辺地域の老人ホームにもひな人形を展示。復興住宅敷地内には屋内と屋外に約500体のひな人形が海を見渡せるように並べられ、大震災で犠牲になられた多くの方々へ鎮魂の祈りをささげる。
 大震災から一年を迎えるこの3月、上巳の節句行事であるひな祭りをしめやかに行い、鎮魂の祈りを捧げるとともに、さらなる復興への誓いを新たにする。

「鎮魂と復興のひな祭り」
【開催日時】
a. 2012年3月1日(木)~3月12日(日)10:00~15:00 
 b.c. 2012年2月27日(月)~3月4日(日)
【開催場所】
a.北上町白浜復興住宅  住所:宮城県石巻市北上町十三浜字下山
 b.宮城県石巻市釜谷地区、市立大川小学校前
 c.宮城県石巻市北上中学校、橋浦小学校、特定養護老人ホーム「きたかみ」 
他、地域のご希望による(地域の方が集まる場所)

※恒久的復興住宅:
 「期限のある仮設住宅ではない恒久永住型の住宅の建設」をコンセプトとして、東日本大震災後、工学院大学が石巻市白浜地区に建設した11棟の木造住宅(うち1棟は共同住宅)。2011年11月竣工。

▼本件の取材に関する問い合わせ先     
 学校法人工学院大学 総合企画室 
 TEL: 03-3340-1498 
 Email: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp