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上智大学と経団連が共同講座「グローバル人材育成モデル・カリキュラム」を2012年度秋学期より実施

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上智大学(学長:滝澤正)と一般社団法人日本経済団体連合会(会長:米倉弘昌、以下経団連)は、2012年度秋学期より、「グローバル人材育成モデル・カリキュラム」を共同で実施する。

 経済活動のグローバル化の進展に伴い、高い語学力や多彩な異文化体験・適応力などを兼ね備えた人材が、産業界から強く求められている。一方で、産業界の求める人材と大学で育成されている人材にミスマッチがあるとの指摘も少なくない。今回の新カリキュラムは、日本企業の国際的な事業活動を担い、国際ビジネスの現場で活躍する人材を育成するための実践的教育を強化する施策の一つとして、同大と経団連が共同で企画した。

 今秋は2年次生を対象とした「導入講座」を開設し、次年度から3年次生以上を対象とした「本講座」を設ける予定。「導入講座」は、経団連に加盟する企業12社から、国際ビジネスの現場で活躍している現役の企業人を講師として招く輪講形式で行う。学生たちは参加企業から派遣される講師の進行の下でグループ討議やプレゼンテーションを行うなど、双方向性を重視した実践的なカリキュラム構成で、企業の事業展開の現状や直面している課題、今後の国際戦略などについて業界別の事例を通じ、理解を深める。

 同大と経団連は、「グローバル人材育成モデル・カリキュラム」を通じ、日本企業の国際的競争力の維持と持続的発展を支え、国際社会に貢献できる人材育成に積極的に取り組んでいく。

≪講座概要≫
科目名:「グローバルビジネスの現状と課題」
コーディネーター:経済学部経営学科 教授 網倉 久永
開講学期:2012年度秋学期 ※初回は10月2日(火)を予定

参加企業:
イトーヨーカ堂、住友化学、ソニー、ダイキン工業、大和証券、東京海上日動火災、日本通運、日本電気、日本郵船、日立製作所、本田技研工業、三菱商事 計12社 (五十音順)

講義形式:
全15回:複数の講師が講義を担当する輪講形式。
・講義に加えて、参加企業から派遣される社員が進行役を務めるグループ討議、学生によるプレゼンテーションを実施する。

対 象:上智大学2年次生 (学部学科は問わない)
単 位:2単位
定 員:36人

受講資格:
一定の語学力を満たし、かつ課題レポートを提出すること。課題レポートの内容で受講者を選考。なお、選考に際し、語学力条件のスコアは加味しない。
語学力:以下のいずれかの条件を満たしていること。選考の際にスコアの内容は加味しない。
・TOEFL 500(Computer basedは170、Internet Basedは61)点以上
・TOEIC 660点以上
・実用英語検定(英検)準1級以上
一般外国語の「中級I」レベル以上を受講中(もしくは修得済)
課題レポート:「将来のキャリア展望を踏まえた上でこの講義を希望する動機を述べなさい」

▼本件の報道関係に関する問い合わせ先(ご取材、掲載のご確認など)
 上智学院 総務局 企画広報グループ
 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
 TEL: 03-3238-3179
 FAX: 03-3238-3539
 E-mail: sophiapr@cl.sophia.ac.jp
 URL: http://www.sophia.ac.jp/