工学院大学

第19回工学院大学わくわくサイエンス祭『理科教室』開催~過去最多となる9,500名を越える来場者で大盛況に終わる~

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学校法人工学院大学(本部:東京都新宿区,理事長:高田貢)は、8月25日(土)&26日(日)の2日間に同大八王子キャンパスにおいて、第19回工学院大学わくわくサイエンス祭『理科教室』を開催した。毎年、夏休み後半の週末に開催される同イベントは、八王子の夏の風物詩として、地元や東京・多摩地域の方々に親しまれている。参加者は年々増加しており、今回の来場者は、過去最多となった前年度開催をさらに上回り、合計約9,500名が参加となった。

 工学院大学の理科教室は、さまざまな実験や工作を通して、子どもたちに理科をより好きになってもらう社会貢献活動として毎年開催され、今回で19回目を迎えた。ファミリーで楽しみながら、理科に親しめる体験ができるため、毎年楽しみにしているリピーターも多数来場している。
今回は、大学・附属中高校の会場を合わせて合計85の演示テーマ( http://www.kogakuin.ac.jp/rikak/theme.html
とスペシャルプログラム5件が用意された。来場者は、「医療用材料でオリジナルスーパーボールを作ろう!」、「わりばしと輪ゴムで球体を作ろう!」など多数の演示テーマから興味のあるテーマを選び、教師役の学生の親身な指導の元、実験や工作および体験に取り組んでいる。
 演示テーマの内容は、工科系大学の特長を活かし、化学、機械、建築、電気、情報など幅広い分野の技術をベースにしたもので、毎年約1/4程度を入れ替えながら常に新しいテーマも提供している。

 また同イベントの特徴として、支援参加する学生・生徒のコミュニケーション力の育成や、子供たちを指導することを通して、自ら学ぶことの大切さを実感する実践的な新しい教育プログラムとなっており、今回、同大の大学生・大学院生と附属中・高校生の合計約800名に加えて、中高大院連携校の生徒が約50名も加わり大学生・大学院生と一緒に演示に参加し、教師役を担当して子供へ指導を行った。
 加えて、国際交流活動の一貫として、中国からは北京航空航天大学から学生と教職員計18名が来日して参加した。

 このように理科教室は、参加者、豊富な演示テーマから大学主催としては日本最大規模の理科イベントとなっており、過去19年間において、総来場者数は13万人を超え、支援学生数も延べ1万1千名が参加した。今年は、地域連携も強化され、地元自治会の住民による来場者の案内や誘導の協力、そして八王子市役所からの出展や、運営への協力、さらに東京消防庁の協力により、煙体験ハウスも用意されて体験が行なわれた。

 同センターでは出張理科教室を地方で展開しており、東日本大震災の被災地となった宮城県東松島市において、本年5月27日に開催している。今後は本年11月18日(日)に諏訪市教育委員会の招きに応じ、長野県諏訪市において3回目の出張理科教室開催を予定している。

 工学院大学では、これからも理科実験の楽しさを通して、好奇心を持つこと・追求することの素晴らしさを全国の小中高生に味わってもらうために、更に理科・科学振興活動を積極的に推進していく。


▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人工学院大学 理科教育センター 担当者:渡辺・田中・豊泉
 TEL: 03-3340-2438,FAX :03-3340-3549
 URL:  http://www.kogakuin.ac.jp/scenter/index.html 

▼本報道資料に関するお問い合わせ先
 学校法人工学院大学 総合企画部広報課 担当:菊池・山口
 TEL: 03-3340-1498、FAX:03-3340-1648
 URL: http://www.kogakuin.ac.jp/