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　同大の淵源となっているのは、文禄元年（1592）に創設された曹洞宗の学問所（学寮）。この学寮はのちに「旃檀林」（せんだんりん）と称された。明治15年（1882）には前身となる「曹洞宗大学林専門学本校」が開校され、駒澤大学ではこの年を開校年としている。以来、今日まで仏教・禅の教えを基本理念とした教育を行ってきた。

　このたび会場となった深沢キャンパス（世田谷区深沢）では、総長が導師を務め、多数の来賓列席のもと130周年記念法要および式典が執り行われた。なお、来年には麻布区北日ヶ窪（現在の六本木）から世田谷区駒沢への移転100周年を迎えることとなっている。

　今年、そして来年と、大きな節目の2年間を迎えるに当たり、同大では「縁（えん）」をテーマに掲げている。大学の知的資産を社会に還元する公開行事などを通じて、同窓生と学生、教職員および地域との連携強化と地域貢献を展開。さらに、開校130周年記念棟の建設計画開始などの将来を見据えた大学の基盤強化を二つの柱に、記念事業計画を進めている。

　本年度から来年度にかけて行われる記念事業は以下のとおり。

　1.　第130回開校記念日における記念式典の開催：平成24年10月15日 (月)
　2.　学生食堂全面リニューアル（同窓会・教育後援会の支援により完了）
　3.　記念ホームカミングデー（同窓生の集い）の開催：平成24年11月3日(土・祝)
　4.　ふれあい広場（盆踊り）の後援：平成24年7月29日(日)
　5.　ふれあい寄席（駒沢落語会）の後援 ：平成24年12月8日（土）
　6.　記念特別公開講演・特別公開講座の開催（春・秋の公開講座にて）
　7.　オータムフェスティバル（大学祭）：平成24年11月3日(土・祝)・4日(日)
　8.　記念シンボルマークの作成
　9.　駒澤大学開校130周年記念棟建設基金募金活動の開始
　10.　記念シンポジウムの開催(平成25年実施予定）　など

（参考記事）
　駒澤大学禅文化歴史博物館が、10月9日～11月17日に「曹洞宗の教育と出版～大学開校当時の品々から探る～」を開催――開校130周年記念
　http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4469

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