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大正大学巣鴨キャンパスに建学の理念を具象化した「すがも鴨台観音堂(すがもおうだいかんのんどう)」が完成――5月18日に落慶記念式典を挙行

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このたび、大正大学(学長:勝崎裕彦 本部:東京都豊島区西巣鴨3-20-1)が地域・社会との交流を深めるため、建学の理念を具象化した仏教文化施設として、巣鴨キャンパスに建設を進めてきた「すがも鴨台観音堂(すがもおうだいかんのんどう)」(通称:鴨台さざえ堂)が竣工した。これに伴い、5月18日(土)午後1時より落慶記念式典を挙行する。

 また、式典に先立ち、同日正午より東日本大震災直後より継続して支援を行っている宮城県南三陸町の復興仮設商店街「南三陸さんさん商店街」のアンテナショップとして隣地マンションの1階に開設する「南三陸さんさん商店街すがも店」のオープニングセレモニーもあわせて行う。

■すがも鴨台観音堂(すがもおうだいかんのんどう)とは
 すがも鴨台観音堂は八角・三匝(さんそう)の階堂で、1階に不動明王の使者である制多迦童子(せいたかどうじ)、頂上階に聖観自在菩薩(鴨台観音)を安置しています。内部は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっており、その様子を巻き貝のサザエ(栄螺)に例えて「鴨台さざえ堂」とも称します。
 お堂の八角形は、仏の教えである八正道/はっしょうどう(正しく真理を見る、正しい考え、正しい言葉、正しい行動、正しい生活、正しい努力、正しい思い、正しい集中)を意味し、栄螺を模した螺旋状の構造は、仏の眉間にある右巻きの白い毛(白毫/びゃくごう)を象徴しています。仏は白毫から智慧と慈悲による救いの光明を放つことから、これを本学の建学の理念である「智慧と慈悲の実践」に重ねて具象化したものです。
 なお、鴨台さざえ堂は会津さざえ堂に倣った構造ですが、会津さざえ堂は六角形、鴨台さざえ堂は八角形となっています。

▼本件に関する問い合わせ先
 大正大学法人企画部 担当:上田、加藤
 TEL: 03-5394-3025
 FAX: 03-5394-3068
 E-MAIL: kikaku@mail.tais.ac.jp

4164 大正大学の建学の理念を具象化した仏教文化施設「すがも鴨台観音堂」