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大正大学が「地域構想研究所」を開設 ――3月12日に文部科学省で記者発表

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大正大学(学長:勝崎裕彦/東京都豊島区)では、新たに地域構想研究所を開設した。同研究所では、わが国が抱える喫緊の課題である地方地域の活力の減退、とりわけ人口減少によって地域経済が縮小し、そのことが人口の流出へ繋がるといった負のスパイラル現象に歯止めをかけるために、斯界の識者や実践家を招聘し、地元豊島区等とも連携して地域創生のリーダー育成を主目的とした諸事業を展開する。

 大正大学は、東日本大震災直後から教職員、学生が合同で宮城県南三陸町に入り復興支援を実施してきた。こうした活動に積極的に取り組んできた中で、わが国の地方地域が抱えるさまざまな問題を目の当たりにし、これを解決するための取り組みである地方創生、とりわけ地域振興をリードする人材の育成をメインテーマとして、大正大学「地域構想研究所」を設立した。

 同研究所では、平成27年4月から事業を開始し、地域創生の鍵を握る人材育成や地域資源の再構築、新規ビジネスの提案等を行っていく。同時に、地域創生をテーマとする総合情報誌として、月刊『地域人』を刊行予定。『地域人』では、地域のさまざまな取り組みや先進事例等を解説、論説を加え紹介する。

 また、本研究所の中核事業となる地域連携の取り組みとして、岩手県、宮城県、山形県、新潟県、富山県内の市町村と連携し、大学を知の拠点として活用できる「天の河コンソーシアム」をスタートさせ、人材交流、情報の交換、新規産業の育成などを積極的に支援する。さらに、鹿児島県、宮崎県、高知県、徳島県、和歌山県、静岡県、伊豆諸島、千葉県内の市町村を結ぶ「くろしおコンソーシアム」の構築も進めている。この地域創生の事業に関しては、豊島区も「地方との共生」を区の方針として掲げていることから、全面的支援を表明しており、首都圏地域をプラットフォームとした各種事業を開始する。

◆記者発表会
≪日時≫ 3月12日(木)午後5時00分~5時30分

≪場所≫ 文部科学省12階 記者会見室(東京都千代田区霞が関3-2-2)

≪発表法人≫ 学校法人大正大学 

≪内容≫
1.大正大学「地域構想研究所」の概要
2.広域地域連携事業について 
3.月刊『地域人』の刊行について   ほか

≪説明者≫
 大正大学 学長    勝崎裕彦
        事務局長  柏木正博
    
※文部科学記者会員以外で出席を希望する場合は、直接、文部科学記者会に申し込み。

◆情報交換会
≪日時≫ 3月12日(木)午後6時00分 開会

≪場所≫ 霞が関ビルディング35階 東海大学校友会館
        (東京都千代田区霞が関3-2-5)

≪内容≫ 大正大学「地域構想研究所」の開設及び取り組みに関する情報交換・交流

≪会費≫ 無料

≪申し込み≫ 情報交換会への参加希望者は、前日までに下記のFAXまたはメールアドレスへ連絡。その際、本文に「氏名」「所属」「電話番号」を記入。

▼本件に関する問い合わせ
 大正大学 総務部法人広報室
 担当: 杉田
 〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1
 TEL: 03-5394-3025
 FAX: 03-5394-3068
 E-mail: kikaku@mail.tais.ac.jp