大阪産業大学

大阪産業大学と大東市が包括連携協定を締結――誰もが住みたくなるまち、誰もが学びたくなる大学になることを目指して

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学校法人大阪産業大学(大阪府大東市)と大東市は8月5日に包括連携協定を締結した。これは、少子高齢化が進む中、連携を強化して「選ばれる自治体・大学」を目指すことを目的としたもの。今後は連携事業を増加させ、市の魅力向上や学生のレベルアップを図り、「誰もが住みたくなるまち」「誰もが学びたくなる大学」を目指す。

 大阪産業大学と大東市はこれまでにもまちづくりや福祉、教育、地域産業などについて協力しあってきた。2008年には地域スポーツクラブ「いきいき大東スポーツクラブ」、生涯学習講座「シニア大学」を市と大学が共同で開始。2010年度からは、経営学部経営学科観光ビジネスコースの学生を中心とした「だいとう名物実行委員会」が冊子『だいとうのええもん』を発行している。

 こうした中、誰もが住みたくなる「日本一の自治体」、誰もが学びたくなる「日本一の大学」を目指して、相互の発展と人材育成のための包括連携協定を締結した。

 8月5日に行われた調印式で、東坂浩一市長は、「この協定の締結により、さらに連携を強化し、ともに日本一を目指す大学、日本一を目指す自治体としてすばらしい関係を築いていきたい」と挨拶。
 金澤成保学長は、「これからも大東市や市民の皆様のお力添えをいただきながら前に進みたい」と述べ、二人は固い握手を交わした。

 今後は連携事業を強化し、行政と大学や地域等と協働で進めるまちづくり、福祉、教育、生涯学習、地域産業等の一層の充実と推進を図っていく。

◆大東市と大阪産業大学との連携に関する包括協定
■目的
 この協定は、大東市と大阪産業大学が包括的な連携のもと、まちづくり、福祉、教育、生涯学習、地域産業等の分野で相互に協力し、相互の発展と人材育成に寄与することを目的とする。
■協力事項
 大東市と大阪産業大学は、次の事項について連携し、協力する。
 (1)まちづくりに関する共同研究および事業の実施に関する事項
 (2)地域の福祉・健康・医療に係る調査研究および事業の実施に関する事項
 (3)地域の政策課題に係る共同研究および事業の実施に関する事項
 (4)学校教育、地域教育および家庭教育の弧状に関する事項
(5)生涯学習の推進に関する事項
 (6)地域産業の振興、新しい産業支援および観光の振興に関する事項
 (7)教職員・学生による地域の活動への参画の推進に関する事項
 (8)人材の育成に関する事項
 (9)環境保全に関する事項
 (10)防災活動に関する事項
 (11)その他目的達成のため必要と認める事項
■期間
 この協定書の有効期間は、協定締結日から1年間とする。ただし、この公定書の有効期間満了の2カ月前までに、大東市または大阪産業大学のいずれからも撤廃の申し入れがない場合には、さらに1年間更新するものとし、その後も同様とする。
■その他
 この協定に定めるもののほか、連携協力の具体的な事項およびその他必要な事項については、大東市と大阪産業大学が協議して別に定めるものとする。

●大阪産業大学ホームページ
 http://www.osaka-sandai.ac.jp/cgi-bin/cms/index.cgi
●大東市ホームページ
 http://www.city.daito.lg.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪産業大学 綜合企画室 学園広報課
 〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
 TEL:  072-875-3001
 FAX:  072-871-9765