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芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)は10月26日(金)、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて、「高大接続改革推進事業による理工学教育の質的転換」をテーマにAPシンポジウムを開催しました。
大学教育再生加速プログラム(AP)は、高等学校や社会との連携、大学教育の質保証の実現を目指しています。今回のシンポジウムでは「高大接続改革」と「大学教育の質保証」をテーマに5名による来賓講演および各大学の事例発表が行われました。
来賓講演として、文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室改革支援第二係長の河本達毅氏、一般社団法人Glocal Academy代表理事の岡本尚也氏が登壇。後半の部は、福岡工業大学学務部長の松尾敬二氏、大阪工業大学教育センター長の椋平淳氏、芝浦工業大学の井上雅裕副学長より各大学における事例発表が行われました。
来賓講演として、文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室改革支援第二係長の河本達毅氏、一般社団法人Glocal Academy代表理事の岡本尚也氏が登壇。後半の部は、福岡工業大学学務部長の松尾敬二氏、大阪工業大学教育センター長の椋平淳氏、芝浦工業大学の井上雅裕副学長より各大学における事例発表が行われました。
【来賓講演】
来賓講演に先立ち、開会挨拶で村上学長は「平成の教育改革は、大学だけが独立して行うものではなく、文部科学省との連携や高大接続が重要である」と強調。河本氏は、「知的基盤社会が到来して10数年経過している。現代では知識を持っていることが前提となっており、それを活かしていくスキルが必要」と発表しました。岡本氏は、「アクティブ・ラーニングが浸透しているが、前提となる予習について日本は海外と比べ圧倒的に少ない」と話しました。
【大学事例発表】
3大学の事例発表では各大学の教育の質保証に関する具体的な取り組みが発表されました。福岡工業大学の松尾氏は、アクティブ・ラーニング型授業推進プログラムを紹介。大阪工業大学の椋平氏は、教育の質保証を可視化するシステムを紹介しました。芝浦工業大学の井上副学長は教職学協働による学修の質保証について、学生主体の活動であるLF(ラーニングファシリテーター)やSCOT(Students Consulting On Teaching)を事例発表しました。各講演では来場者からの質疑応答も行われ、本テーマに対する高い関心が見られました。
大学改革を推進していくため、社会や企業との連携を進め、芝浦工業大学は建学の精神「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」の下に、今後もAPプログラムを推進して参ります。
大学改革を推進していくため、社会や企業との連携を進め、芝浦工業大学は建学の精神「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」の下に、今後もAPプログラムを推進して参ります。
APとは : 大学教育再生加速プログラム(Acceleration Program for University Education Rebuilding)の略称。芝浦工業大学の教育への取組が、文部科学省の平成26年度APプログラムに採択。国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議で示された方向性に合致した先進的な取組を支援することを目的としており、本学はテーマI「アクティブ・ラーニング」、テーマII「学修成果の可視化」の複合型に申請し、採択されました(申請件数88件、採択件数21件)。
LFとは : 大学院生(修士・博士)だけで構成される、大学院理工学研究科直属の学生団体。文部科学省の補助金を受け、人材育成プログラム「Σ型統合能力人材育成事業」のひとつとして2008年度後期より開始。
SCOTとは : 研修を受けた学生が教員の要望により授業を観察し、学生の視点に立った客観的な情報を教員に提供することで、教員の授業改善に役立てる活動。
▼本件に関する問い合わせ先 |
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芝浦工業大学 経営企画部企画広報課 | |
鮫島 | |
住所 | : 〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14 |
TEL | : 03-6722-2900 |
FAX | : 03-6722-2901 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 芝浦工業大学 |
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URL https://www.shibaura-it.ac.jp/ |
住所 東京都江東区豊洲3丁目7−5 |
理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。 東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。 2024年には工学部が学科制から課程制に移行。 2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。 創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 |
学長(学校長) 山田 純 |