関東学院大学

建築・環境学部主催 国際シンポジウム -- 南イタリア石造ドームの伝統的建築''トゥルッリ'' の再生 -- を開催します。12月19日(木)、横浜・金沢八景キャンパス

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関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)建築・環境学部は、南イタリアにある、石造ドームの伝統的建築“トゥルッリ”の再生について考える、国際シンポジウムを12月19日(木)に横浜・金沢八景キャンパスで開催します。

 南イタリア・プーリア地方には「トゥルッリ」と呼ばれる、南伊の文化と風土が生んだ、ユニークなドーム構造の伝統的建築物が見られます。
 基調講演では、オリンピア・ニリオ氏(ローマ教皇庁立大学教授、建築修復学)とアルド・フローレ氏(建築家)の2名をお迎えして、南イタリアの歴史的都市と伝統建築についての解説と共に、トゥルッリのさまざまなリノベーション事例を紹介します。
 後半のパネルディスカッションでは稲益裕太氏(久留米工業大学講師)、納谷学氏(建築家)をパネリストとしてお招きして、サスティナブル(持続可能)な社会の構築に貢献できるような都市と建築の再生理念と手法について、日本とイタリアの風土や文化を踏まえつつ、幅広い見地から考えます。

【シンポジウム概要】
〇日時
 12月19日(木)13:30~17:00
〇場所
 横浜・金沢八景キャンパス SCC館4階 ベンネットホール
 (横浜市金沢区六浦東 1-50-1)
 京急線「金沢八景」駅下車 徒歩約15 分 または京急バス「関東学院循環」バス乗車 5 分「関東学院正門」バス停下車すぐ
〇参加方法
 事前申込不要・参加費無料
〇お問合せ
 関東学院大学 学部庶務課(理工学部、建築・環境学部) TEL :045-786-7092
〇プログラム
 第1部 基調講演(13:40~15:10) ※イタリア語の講演は同時通訳あり。
 南イタリアの伝統的建築「トゥルッリ」
 ・オリンピア・ニリオ氏 (ローマ教皇庁立大学)
 演題:「南イタリアの伝統的建築の歴史と文化」
 ・アルド・フローレ 氏 (建築家)
 演題:「イトリア渓谷におけるトゥルッリの再生」
 第2部パネルディスカッション(15:20~16:20)
 ・稲益裕太 氏(久留米工業大学建築・設備工学科)
 「南イタリアの都市と建築の様相」
 ・納谷学 氏(建築家)
 「日本の古民家のリノベーション」
 第3部 パネルディスカッション(16:15~17:00)
 パネリスト:オリンピア・ニリオ氏(ローマ教皇庁立大学)/アルド・フローレ氏(建築家)/稲益裕太氏(久留米工業大学)/納谷学氏(建築家)/

【講師略歴】
■オリンピア・ニリオ (Olimpia Niglio)氏
 ローマ教皇庁立大学神学部マリアヌム校教授(ローマの宗教建築・景観)(2017年より)。イタリアの歴史的都市と建築の再生・利活用(レスタウロ)を専門とする。
■アルド・フローレ (Aldo Flore)氏
 建築家。ペスカーラ大学建築学部卒。エラスムス計画でドイツにて建築学を学ぶ(1998年)。2000年よりロザンナ・ヴェネツィアと共にオストゥーニ市で建築設計事務所を開設、数多くの歴史的建造物の再生・利活用を手がける。

▼本件に関する問い合わせ先

関東学院大学 広報課

吉野輝彦

住所

: 横浜市金沢区六浦東1-50-1

TEL

: 045-786-7049

E-mail

kouhou@kanto-gakuin.ac.jp

シンポジウム画像.jpg 南イタリアの伝統的建築「トゥルッリ」