東京家政大学

日本初“女性教員を対象とした”魅力ある大学院を提起──東京家政大学はじめ5女子大が平成19年度「大学改革推進事業専門職大学院等推進プログラム」採択

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大妻女子大学、実践女子大学、昭和女子大学、日本女子大学、東京家政大学の5女子大学による「女性中核教員養成女子大学連合モデル」が、平成19年度の「大学改革推進事業専門職大学院等推進プログラム」に採択。7月19日には基調講演に評論家の樋口恵子氏を招請し、東京家政大学三木ホールにおいて採択記念シンポジウムを開催する。

 大妻女子大学、実践女子大学、昭和女子大学、日本女子大学、東京家政大学の5女子大学は、平成19年度「大学改革推進事業専門職大学院等推進プログラム」に採択された。「女性中核教員養成女子大学連合モデル」において女子大学連合によるプログラム開発をおこない、5女子大学共同による教職専門職大学院のモデル策定を目的としている。全く新しい試みだが、5大学がそれぞれの特色を出し合い、時代の要請に応えられる、日本で初めての女性教員を対象とした魅力ある大学院の青写真を提起することを目指している。

 これに伴い、7月19日には、東京家政大学三木ホールにおいて『第4回 専門職大学院等教育推進プログラム採択記念シンポジウム』を開催する。樋口恵子氏(評論家、東京家政大学名誉教授)による基調講演では、人生を通して教員という職業を見直し、女性の特質を生かした社会的使命を提示。また、近藤精一氏と家田晴行氏による発題講演においては、教育現場における女性教員の役割と期待を明確にしていくことにより、今日の教育的課題解決の糸口を見出すことをねらいとしている。

 さらにシンポジウムでは、女性が8割を占めるカウンセリング業務からみた教育相談にスポットを当て、日米比較を通しての取り組みを紹介し、この大学院開設に期待される先見的課題解決策を試みる。教育の現状から将来を考える機会として、現職教員の方々をはじめ、教員養成に関わる方々と教員を志す多くの学生にも参加してもらい、同プログラムの内容が深まることを期待している。

◎『第4回 専門職大学院等教育推進プログラム採択記念シンポジウム』の概要
日  時: 2008年7月19日(土) 12:50~16:30
場  所: 東京家政大学 三木ホール

プログラム:
■挨  拶  東京家政大学学長 木元 幸一
■基調講演  「人生100年社会と女性教員」 樋口 恵子
■発題講演  「学校教育における現状と課題」
        元東京都教育庁指導部長・東京学芸大学教職大学院教授 近藤 精一
        座長 東京家政大学准教授 家田 晴行
■シンポジウム「スクールカウンセリングの明日」
  コーディネーター:  東京家政大学教授 相馬 誠一
  パネリスト:  NY州公認スクールサイコロジスト・東京家政大学大学院講師
             バーンズ亀山静子
          慶應義塾大学教授 伊藤 美奈子
          熊谷市教育委員会指導主事(同大OG) 水庭 桂子
          東京家政大学准教授 三浦 正江
■総合司会  東京家政大学教授 青木 幸子

▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学 プロジェクト推進室
〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1 (JR埼京線十条駅から徒歩7分)
電話:03-3961-0084
FAX:03-3961-1735
E-mail:takemasa◎tokyo-kasei.ac.jp
(「◎」は「@」〈アットマーク〉を示します)