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大阪工業大学専門職大学院知的財産研究科では10月18日(月)に、「オープンソース・ライセンスをめぐる法律問題」をテーマとした公開講座を開催する。これは、企業の法務部門や法律事務所などで実務を担当している人に最適な、専門性の高い講座である。国内外の有識者をゲストスピーカーに迎え、オープンソースソフトウェアの現状とライセンス問題に関して議論を行う。聴講無料、要申し込み。
ソースコードがインターネットで無償公開され、ライセンス定義など規定の範囲内であれば自由な利用が許可されている「オープンソースソフトウェア(OSS)」。これを活用する動きが近年、産業界でも目立っている。
しかし、OSSは個人や組織の責任のもとで比較的容易に利用できるというメリットがある一方、法的なリスクを抱えていることも事実である。ビジネスで利用する場合、著作権表示やソースコードの開示などを遵守しないことによって訴訟問題に発展するケースも少なくない。
この公開講座では、OSSを利用してソフトウエアの改良・開発を行う際に遵守しなければならない要件である「GPL(GNU General Public License)」や「BSD(Berkeley Software Distribution License)コピーライト」に代表される「オープンソース・ライセンス」にスポットを当てている。当日は、日本やアメリカ、ドイツの専門家らをゲストスピーカーとして招き、議論を深める。
◆公開講座「オープンソース・ライセンスをめぐる法律問題」
【日時】
2010年10月18日(月) 13:00~17:00
【場所】
大阪工業大学大阪センター(大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ3階)
アクセス:JR大阪駅から徒歩10分、地下鉄西梅田・梅田・東梅田駅から徒歩10~15分
【主な内容】
ゲストスピーカーによる講演、パネルディスカッション
【講演】
「オープンソース・ライセンスをめぐる法律問題」
ゲストスピーカー
●Prof. Robert Gomkulkiwicz
(Chair and Director, University of Washington School of Law)
●Dr. Maria Cristina Caldarola
(Corporate Intellectual Property, Robert Bosh GmbH)
●重富貴光 氏
(大江橋法律事務所 弁護士・弁理士、大阪工業大学客員准教授)
●竹中俊子 氏(司会)
(Director, CASRIP, Professor of Law,
University of Washington School of Law、大阪工業大学客員教授)
【パネルディスカッション】
「パテントコモンズによるオープンソースの活用事例」
【その他】
聴講無料。どなたでも参加可能。同時通訳はないが、司会者による日本語で要約・解説あり。
※聴講を希望される方は、大阪工業大学専門職大学院知的財産研究科HP
( http://www.oit.ac.jp/ip/news/101018semi.html )にある申し込みフォームから要申し込み。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人常翔学園広報室(担当:井上、川西)
大阪市旭区大宮5-16-1
TEL: 06-6954-4026
FAX: 06-6954-4024
大学・学校情報 |
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大学・学校名 大阪工業大学 |
URL https://www.oit.ac.jp/ |
住所 【大宮キャンパス】〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 【梅田キャンパス】〒530-8568 大阪市北区茶屋町1-45 【枚方キャンパス】〒573-0196 大阪府枚方市北山1丁目79-1 |
大阪工業大学は、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部を設置しています。「現場で活躍できる専門職業人の育成」という建学の精神のもと、「教育力」と「研究力」により、社会の進化・要請に応じた人材を育成しています。 |
学長(学校長) 井上 晋 |