東京家政学院大学

東京家政学院大学が高校生を対象に「ひらめき☆ときめきサイエンス “ネイティブアメリカンも食べた『アピオス』って何?”」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  高大連携  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東京家政学院大学は7月31日(日)、8月7日(日)に、日本学術振興会と共催で「ひらめき☆ときめきサイエンス “ネイティブアメリカンも食べた『アピオス』って何?”」を開催。デンプンやタンパク、ポリフェノールたっぷりのイモみたいなマメ「アピオス」を使ったクッキーの試作・試食を行う。

 東京家政学院大学(学長:天野正子、所在地:東京都町田市相原町2600)は、7月31日(日)と8月7日(日)に日本学術振興会と共催で、高校生を対象に昨年の「お茶の分析と“お茶ドリンクつくり”」に続いて、「ひらめき☆ときめきサイエンス “ネイティブアメリカンも食べた『アピオス』って何?”」を開催する。
 これは、身近な「食材」の奥深さを実験と試作・試食を通じて感じ取ってもらうことを目的としている。当日は、大学の実験設備を使って、最近密かな注目を集めている新食材“アピオス”の秘密を探るとともに、“アピオス”を使ったクッキーを作って試食を行う。

《北米原産、いつのまにか日本に》
 アピオス(Apios americana 、アメリカホドイモ)は、ネイティブアメリカンの重要な食料であったとされ、地上部に花を咲かせ、地下部に親指大の芋を数珠状につける北アメリカ原産のマメ科のツル性植物。タンパクが豊富な大豆などのマメとデンプンが豊富なイモの両方の特性をもつとともに、近年、大豆にも見られないイソフラボンが発見されるなど、新たな食材としての可能性を秘めている。
 日本では青森県が産地として知られているが、北米原産のアピオスがなぜ青森にあるのかは謎である。戦後、アメリカから輸入したリンゴの苗木についてきた、という説が有力ではあるが、成分とともにその由来にも解明が進んでいない食材のニューフェースと言われている。
 煮ても焼いても製粉して他の食材と混ぜても使えるアピオスは、マメのような風味とイモのようなホクホクした食味があり、これから加工法・活用法の開発が期待される、一言でいえばまさに“未知の食材”である。

《午前中は実験、午後は実習》
 ひらめき☆ときめきサイエンスでは、「新たな食材としてのアピオスの可能性」についての講義に続き、実験の部ではアピオスとダイズ、アズキなどの他のマメ類、ジャガイモ、サツマイモなどのイモ類のデンプンなどを観察し、それぞれの違いを考察する。
 実習の部ではアピオスの試食にとどまらず、クッキー製作の材料に使用して身近なものとして感じてもらうとともに、食材としての利用の可能性を参加者全員で考える。また、アピオスの配合量の異なるクッキーを試作・試食して、配合量が製品に与える影響についても考える。

 開催日の7月31日(日)、8月7日(日)はいずれも東京家政学院大学町田キャンパスのオープンキャンパスと同時開催で、大学の雰囲気も併せて楽しめる。

◆ひらめき☆ときめきサイエンス“ネイティブアメリカンも食べた「アピオス」って何?”概要
【日時】
 平成23年7月31日(日)および8月7日(日)10:00~14:00
【会場】
 東京家政学院大学町田キャンパス
 所在地:〒194-0292 町田市相原町2600
【交通】
 JR横浜線相原駅下車 バス停「相原」から「東京家政学院」行 約9分
 京王高尾線めじろ台駅下車 バス「めじろ台駅(のりば4番)」から「東京家政学院」行 約13分
 JR中央線八王子駅下車 バス「八王子駅南口(のりば7番)」から「東京家政学院」行 約28分
【対象・定員】
 ・高校生
 ・定員:各開催日とも20名(先着順)
【申し込みおよび問い合わせ先】
 ・申込書をFaxまたは郵送でお送りください。
 ・締切:7月31日については7月27日(水)、8月7日については8月3日(水)
 郵送:〒194-0292 町田市相原町2600 東京家政学院大学現代生活学部 奈良 一寛(なら・かずひろ) 宛
 Fax: 042-782-9880
 電話: 042-782-1994
 E-Mail: k_nara@kasei-gakuin@ac.jp

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政学院大学入試広報グループ 森田
 (〒194-0292 東京都町田市相原町2600)
 TEL: 042-782-9412
 FAX: 042-782-1711
 E-Mail: morita@kasei-gakuin.ac.jp