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玉川大学、電気通信大学、(独)情報通信機構(NICT)合同チームeR@sers(イレイサーズ)がロボカップ2012世界大会で準優勝!

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メキシコシティ(メキシコ)で6月18日から24日まで開催されていた、ロボカップ2012世界大会において、玉川大学、電気通信大学、(独)情報通信機構(NICT)の得意分野を結集した合同チーム、「eR@sers」(イレイサーズ)が「家庭用ロボット部門」(@Homeリーグ)の競技で準優勝を収めた。

 同大会には45の国と地域から381チーム、2243人が参加。その中で、出場した同部門には、世界9ヶ国から選抜された18チームが参加した。第1ステージ4位、第2ステージ3位と順調に順位を上げ、決勝では会心の出来でさらに順位を上げて第2位となった。
【参考:大会ウェブサイト(英語) http://www.robocup2012.org/comp_RCHome-Results.php   】

eR@sers(イレイサーズ)は、ロボカップに初参加以来、好成績を上げている。
・2008年度世界大会(中国)初出場で初優勝
・2009年度世界大会(オーストリア)準優勝
・2010年度世界大会(シンガポール)2度目の優勝
・2012年度世界大会(メキシコ)準優勝(今回)

 岡田浩之 玉川大学 工学部・脳科学研究所 教授は、「2013年度世界大会に向けて、3度目の優勝を目指して、今から準備をはじめたい。それには、まず来年5月のジャパンオープンで良い成績を修めなければなりません!」と抱負を語った。来年もさらに進化した「eR@sers」(イレイサーズ)に期待したい。


■ロボカップとは
RoboCupは、ロボット工学と人工知能の融合、発展のために自律移動ロボットによるサッカーを題材として日本の研究者らによって提唱された。
西暦2050年「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という夢に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としたランドマーク・プロジェクトとなっている。
現在では、サッカーだけでなく、大規模災害へのロボットの応用としてレスキュー、家庭用ロボットの性能を競う@ホーム、次世代の技術の担い手を育てるジュニアなどが組織されている。

■@ホームリーグとは
@ホームリーグとは、サッカーで培われた技術を今度は日常生活で活用しようという試み。キッチンやリビングルームでの利用を想定して、ロボットがいかに人間と共に作業を遂行できるか、その技術を競技形式で評価する。

■参考ウェブサイト
ロボカップ2012世界大会公式ホームページ(英語)
 http://www.robocup2012.org/ 
ロボカップ世界委員会ホームページ(英語)
 http://www.robocup.org/  
ロボカップ日本委員会ホームページ
 http://www.robocup.or.jp/  

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人玉川学園キャンパスインフォメーションセンター
 東京都町田市玉川学園6-1-1
 TEL: 042-739-8710
 FAX: 042-739-8723
 E-mail: pr@tamagawa.ac.jp

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