関東学院大学

関東学院大学が葉山町などとの地域連携による「ふるさと絵屏風プロジェクト」に参加

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関東学院大学(神奈川県横浜市金沢区 学長:大野功一)は地域連携活動の一環として、神奈川県三浦郡葉山町木古庭町内会・上山口町内会、大和ハウス工業株式会社との連携による「ふるさと絵屏風プロジェクト」に協力。このプロジェクトには人間環境学部人間環境デザイン学科の学生が参加しており、6月16日(日)には葉山町木古庭会館にて、絵屏風制作に向けた地域住民らへの第1回聞き取り調査を行った。

 「ふるさと絵屏風プロジェクト」とは、特定の地域・集落を対象として、そこに生活する一人ひとりの心に刻まれたふるさとの思い出を集めて描く「生活ものがたり絵」で、人々の語りをもとに描かれる「百聞を一見にする」絵図である。同プロジェクトでは、滋賀県立大学 地域共生センター 上田洋平氏による「心象図法」の手法を用い、葉山町木古庭、上山口の住民らからこの地区に広がっていた里山の風景や生活様式などを聞き取った後、絵屏風へ描きおこし、子どもたちや後世に伝承していくことを目的としている。

 同プロジェクトへの参加は、地域の大学の学生とともにプロジェクトを進めていきたいという葉山町木古庭、上山口住民と大和ハウス工業株式会社の要望により実現したもので、人間環境学部人間環境デザイン学科の学生有志19名が絵屏風制作に参加。この絵屏風製作の過程には、住民へのアンケート調査、聞き取り調査、情報の整理、下絵の製作、絵図の製作があり、6月16日(日)には第1回の聞き取り調査が葉山町木古庭会館にて実施された。今回の聞き取り調査には、約50名の住民が集まり、「大きな開発によって変わった景観・環境」「神社・お寺・守り社、分教場・集会場」をテーマに、かつてのこの地域の風景や生活様式の聞き取りを3時間にわたって実施した。

 なお、同プロジェクトの活動は、テーマ毎の5回程度の聞き取り調査を実施した後、絵屏風に描く要素の整理、下絵の制作を経て、実際の絵図制作に取り掛かり、2014年12月の完成を目指して進めて行く。

▼本件に関する問い合わせ先
 関東学院大学広報室
 TEL: 045-786-7049

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