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小学生に防災教育を!崇城大学 建築学科がワークショップを開催 -- 地域防災点検マップを作成

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本学建築学科 古賀元也准教授の研究室では、この度、愛知県と熊本県の小学校で災害時に危険な箇所を点検し、防災点検マップを制作するワークショップを開催します。
蒲郡市立形原北小学校(愛知県蒲郡市)と益城町立広安小学校(熊本県益城町)のそれぞれの小学校の児童、保護者、地元住民、大学の研究室が一緒に対象エリアを歩き、倒壊する恐れのあるブロック塀など災害時に危険な個所を点検、チェックし、防災点検マップを作成します。オンラインで熊本エリアと蒲郡の2つの会場をつなぎ、お互いのハザードマップを発表し、意見交換などを通じて交流を図ります。

益城町広安小学校では4年生の3クラス、約120名が21グループに分かれて、小学校区内(ルートは別紙参照)を点検し、危険な箇所などはiPadで写真を撮ります。午後、会場となる体育館で防災点検マップを作成します。マップづくりでは、古賀研究室が開発した『防災点検マップ作成システム(仮)』を使用します。このシステムは、デジタルマップ上に危険な箇所の写真とコメントを入力することができ、複数の地域で実施した点検マップづくりの情報を共有し、意見交換会での支援ツールとして活用します。

■日時
令和4年10月18日(火) 8:40~15:45 

■場所
益城町立広安小学校および小学校区 熊本県上益城郡益城町馬水35番地
※スタート、ゴール地点は変更となる可能性があります。詳しくは下記の古賀までお問い合わせください。

■日程(予定)
8:40~9:00 ワークショップの説明、出発準備
9:00~9:20 バス乗りこみ、スタート地点へ移動
9:20~11:20 まち歩き開始、小学校到着
11:20~14:05 給食、掃除、昼休み
14:05~15:45 体育館にてマップ作り作業および発表

■関係者プロフィール
●古賀元也(こが もとや) 崇城大学 工学部建築学科 准教授 1979年2月28日生まれ 43歳
CG(コンピューターグラフィックス)を活用した「景観シミュレーションツール」、「市街地再開発事業計画立案支援ツール」、「地域防災力評価ツール」等を開発。都市計画に関する合意形成手法を提案してきた。崇城大学では熊本市にて要援護者の災害時における避難行動支援システムの開発などを実施。

●安田亮治(やすだりょうじ)株式会社Vizers 代表取締役
半導体工場のシステムエンジニア10年の中でDataVisualizationと出会い、2016年に株式会社Vizersを設立。可視化に特化したシステム開発を中心に、大学との研究開発も行っている。

▼本件に関する問い合わせ先

崇城大学 工学部 建築学科

准教授 古賀元也

住所

: 熊本県熊本市西区池田4-22-1

TEL

: 096-326-3639(直通)

E-mail

koga@arch.sojo-u.ac.jp

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