神田外語大学

アジア4カ国の学生によるプロジェクト「d'CATCH(ドゥ・キャッチ)」――神田外語大学にて共同発表会開催

大学ニュース  /  国際交流  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

1月30日(土)、神田外語大学において、アジア地域の異文化理解とメディア・リテラシーについて語り合う共同発表会「アジアの大学、リテラシーの環:d'CATCH 2010 シンポジウム」を開催。日本・中国・タイ・フィリピンの学生たちが同大に集まり、共通のテーマで映像作品を共同制作・公開するほか、最終日のシンポジウムではプレゼンテーションなども行う(観覧無料、要申込)。

 d'CATCH(ドゥ・キャッチ)プロジェクトは、メディアにおける文化的多様性と文化的共存をめざして2003年に神田外語大学とフィリピンのサント・トマス大学との間で発足。現在では日本(神田外語大学、東京大学)、フィリピン(サント・トマス大学)、タイ(チュラロンコン大学、タイ・ユース・ニュース)、中国(伝媒大学)の4カ国6機関が参加するまでに広がっている。普段自国のメディアにしか触れることのない若者が、同じテーマのもと自分たちで制作した映像を比較し、その表現方法の違いや、「テーマ」に対する捉え方が国によってどれほど違うのか、文化の多様性を再認識し、異文化共存を目指す国際プロジェクトだ。
 
 今回の共通テーマは「LINK」で、同大を会場に開催される。各国で編集された映像を持ち寄り、国籍を超えたチームで1週間の共同作業を行い、最終的に1本の映像にまとめるためのアイディアを出し合う。作業を共にすることで、各国のメディア表現だけでなく異文化に対する理解も深めることができる。
 
 シンポジウムでは学生だけでなく、彼らを指導する4カ国の大学教員も登壇し、多様な異文化理解と国際共同プロジェクトのあり方、映像の比較文化論研究について報告する。
 なお、NHKの教育・教養番組分野で国際交流やメディア・リテラシーに実践的に深く関わってきた宇治橋祐之氏をコメンテーターとしてお招きし、ディスカッションを行う予定だ。
 
 
【プロジェクト全体の日程】
1月26日(火): ウェルカムパーティー
1月26日(火)~1月29日(金) :共同編集作業(於 神田外語大学)
1月30日(土): 共同発表会、フェアウェルイベント
【発表会日程】
●日時: 1月30日(土) 10:00~18:00
 ・第1部 10:00~14:50
   学生による映像発表プレゼンテーション(使用言語は英語。取材には日本語通訳有)
 ・第2部 15:30~18:30
   指導教員、NHKディレクタ-宇治橋祐之氏によるシンポジウム(使用言語は英語。日本語の通訳有)
●会場: 神田外語大学 ミレニアムハウス(千葉・幕張)
●住所: 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1
●参加予定人数: 4カ国の学生、教員 約120人
  ※別途、シンポジウム参加(観覧)希望者募集中。
   申し込みはhttp://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/report398.html まで
●参加費: 無料
●「d'CATCHプロジェクト」参加機関:
  日本  東京大学、神田外語大学
  中国  伝媒大学・南京校
  タイ  チュラロンコン大学、タイ・ユース・ニュース
  フィリピン  サント・トマス大学
●シンポジウム登壇者:
  ナナタン・ウォンバンデュ先生(タイ、チュラロンコン大学)
  フェイ・マテル先生(フィリピン、サント・トマス大学)
  ゼン・ジュンヤオ先生(中国、伝媒大学・南京校)
  ペク・ソンス先生(神田外語大学)
 [コメンテーター] 宇治橋祐之 氏
 [司会] 水越 伸 先生(東京大学大学院)
 
 
▼本件に関する問い合わせ先
 神田外語大学 入試広報部  玉造
 TEL: 043-273-2826
 FAX: 043-273-2988
 prdept@kanda.kuis.ac.jp
 http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/