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東洋大学

大学生と農業の力で豊かな未来を実らせる――東洋大学の学生による“おむすびプロジェクト『結』”


東洋大学ではこの4月より、白山キャンパス(東京都文京区)の6号館地下食堂内に“おむすびプロジェクト『結(むすび)』”をオープンした。これは、3月に卒業したばかりの卒業生を代表に、店舗の運営や料理、宣伝など各分野のプロの方々に指導のもと、学生の手で運営を行っていくプロジェクト。店舗のメインは、美味しい全国のお米でむすぶ「おむすび」だ。


 東洋大学の5学部の学生が通学する白山キャンパスには、4つの学生食堂とカフェテリアがあるが、全1300席を持つ大型フードコートとして注目されているのが「6号館地下食堂」だ。このたび、同食堂内にあった空きテナントを活用し、学生が主体となる店舗“おむすびプロジェクト『結(むすび)』”が誕生した。

 同店舗のメインは、美味しい全国のお米でむすぶ「おむすび」。それに加え、このプロジェクトに賛同いただいた、ご縁のある各地の皆様から分けて頂く産物で作ったシンプルな料理のランチプレートを500円にて販売する。

 『結』の代表、吉田貢太郎さんは、この3月まで同大学生として「環境社会学」のゼミ(指導教授:青木辰司教授/社会学部長)に所属。地域の独自性や地域間の交流、地域・都市の交流などを「結ぶ」ことに関する重要性を学んできた一人だ。卒業に際し、その集大成として「おむすびプロジェクト」を立ち上げ、ゆくゆく自立化して店舗を経営するための修行を積んでいる。

 同プロジェクトではこれまでにも、農作業や地域のイベントを手伝いに地方へと出かけたり、農産地を学んだりなどの経験と学習を重ねてきた。単に店舗を運営するだけでなく、最終目的として、地方のおいしい農産物をおむすびや定食に仕立て、自分の健康や日本の「食」、地方の現況を知るきっかけを作るべく情報発信を行うことにある。

 開店に際し、調理のイチから学び始めた吉田さんは、新学期で特ににぎわう食堂で、毎日、工夫と試行錯誤を重ねながら切り盛りしている。「少しでも温かい状態で提供するためには、お米の炊きあがりから握るスピードまで全体を管理する必要を感じました」と、ピーク時には溢れんばかりとなる大学の学食ならではの苦労もあるようだ。
 ともにこのプロジェクトに参加するのは、在学中の後輩たち。学食で店の経営を実践することで、ビジネスの現場を体験する貴重な機会になっている。

 吉田さんは、「全国のみなさんと繋がることで、その産物が育った地域や文化を育ててくださった方々のことを学生に紹介します。毎日、今日のおむすびのお米は?中味の具は?お総菜は?と、色々な情報を発信していきます。そして、食べてくれた方と、生産者のみなさんを繋げるような交流の場にしていきたい」と語っている。

◆某日のメニュー(写真)
 ●お米 あきたこまち (岩手県遠野市の糠森さんより)
 ●みそ 蔵で熟成させたコクのあるみそ (岩手県の熊谷さんより)
 ●ランチプレートは「照り焼きチキン」 OR「白身魚(さごち)の柚庵焼」 からチョイス
 ●ひじきの煮物
 ●ポワロ(西洋ねぎ)の酢みそ和え (岡山県の岡田さんより)
 ●漬物 (宮城県石巻の三浦さんより)

◆東洋大学白山キャンパス 6号館地下食堂 
 【営業時間】 10:00〜20:00/休業日 日・祝日
         (その他学生休暇期間等により営業時間に変更あり)
 インド人シェフによる焼きたてナンが人気のカレー店や、
 デザート付でボリュームたっぷりのパスタ等々、学生に人気の5店舗がある。

▼本件の取材および記事掲載に関するお問い合わせ先
 東洋大学総務部広報課  担当:川俣英里
 TEL: 03-3945-7571 
 E-mail: mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp




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