武蔵野大学

武蔵野大学が専門家を招き、人事・就職担当者のための発達障害シンポジウム・集中講座を開催

大学ニュース  /  キャリア就職  /  生涯学習  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

武蔵野大学(東京都西東京市)では、7月4日(日)にシンポジウム「発達障害児の将来 ~そのキャリア発達と就労支援~」を、また9月19日(日)から集中講座「人事・就職担当のための発達障害者支援講座」(全9回)を開催する。いずれも企業の人事担当者および大学の就職支援担当者等を対象としたもので、新卒無就業や職場不適応などの背景にひそむ発達障害の若年者を支援するため、専門的な知識の習得と対応力の向上を目的としている。参加費無料、事前予約制。

 発達障害の人たちは、周囲に障害の実情を認知、理解されにくいという現実を抱えている。そのため、社会生活を営む上で困難な状況に置かれることも多い。発達障害の人たちと有意義なコミュニケーションを取るためには、周囲が発達障害の特性や、外見上からは容易に窺い知ることのできない内的な問題をより深く理解し、的確なアプローチを行うことが重要である。
 
 このプログラムは、職場で起こりうる問題の対応や就労支援を適切に行うためのもの。主に企業の人事や教育現場の就職支援、社会福祉関係の諸機関などで、発達障害の人たちと関わる可能性のある人を対象としている。組織内における発達障害の人たちをサポートするため、専門的な知識の必要性を学び、実際的な対応力の向上を目指す。
 
◆シンポジウム「発達障害児の将来~そのキャリア発達と就労支援~」
【日時】
 平成22年7月4日(日) 13:00~16:30
【内容】
 ●第1部 講演の部 13:00~14:30
  基調講演:青年・成人期に於ける発達障害の理解と支援
  ―小児期~成人期に至るまでの成長過程と就労支援―
  講師:明神下診療所(神経科)/臨床心理士 糸井岳史
  司会:武蔵野大学教授/臨床心理士 藤森和美
 ●第2部 分科会 15:00~16:30
  A班 テーマ:発達障害児への就労支援―社会的自立、就労に向けての課題―
   講師:帝京平成大学教授/臨床心理士 三宅篤子
   座長:武蔵野大学教授/精神科医・臨床心理士 辻惠介
  B班 テーマ:発達障害のある方の就労~ジョブマッチングの必要性~
   講師:テスコ・プレミアムサーチ株式会社 代表取締役 石井京子
   座長:明神下診療所(神経科)/臨床心理士 糸井岳史
【参加費】
 無料
【対象】
 人事担当者、就職支援担当者等
【会場】
 武蔵野大学構内
【定員】
 150名 事前予約制 ※定員に達し次第、締め切りとなります。
 
◆人事・就職担当のための発達障害者支援講座
 人事担当者・若年者の就職を支援する関係者向けの短期研修。発達障害の特性を理解し、的確な配慮や工夫をするための専門的な知識の習得と、職場で起きる問題などへの対応力を学ぶ。
【日時】
 平成22年9月19日(日)~平成22年11月14日(日) 全9回
【参加費】
 無料
【対象】
 人事担当者、就職支援担当者等
【会場】
 武蔵野大学三鷹サテライト教室(JR三鷹駅北口)
【定員】
 50名 事前予約制 ※定員に達し次第、締め切りとなります。
 
※関連ホームページ
 http://www.musashino-u.ac.jp/ao_general/various/lifelong_study/workshop/index.html
 
【申し込み方法】
 問い合わせ先まで、電話、FAXまたはEメールにてお申し込みください
 
▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 社会連携センター
 〒202‐8585 東京都西東京市新町1‐1‐20
 TEL: 042-468-3222
 FAX: 042-468-3211
 E-mail: lifelong@musashino-u.ac.jp