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東邦大学看護学部が10月30日に公開講座「病原体から身を守るからだの働き」を開催

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東邦大学看護学部では10月30日(日)に、「病原体から身を守るからだの働き」というテーマで公開講座を開催。ヒトの免疫機能と腸内細菌が体をどのように守っているかを、各専門家が事例を交えて講演する。参加費無料、事前申し込み優先。なお、当日は大学祭「大森祭」も併せて開催する。

 東邦大学看護学部(東京都大田区大森西)では毎年秋に、一般の関心が高いテーマを取り上げ、公開講座を開催している。10回目を迎えた今年は10月30日(日)に、「病原体から身を守るからだの働き」と題した公開講座を開催する。

 なお、当日は大森キャンパス(医学部・看護学部)にて、大学祭「大森祭」も開催している。医療系大学らしい内容の出展に加え、各サークルの飲食店など多数のイベントを企画。これらは公開講座の前後に参加することもできる。

◆公開講座「病原体から身を守るからだの働き」
【開催日時】
 2011年10月30日(日)
 13:30~15:10(13:00開場)
【会場】
 東邦大学看護学部 第1・2講義室
【講演内容・講師】
●講演1 「病原体から身を守る免疫の仕組み」 石川文雄(東邦大学医学部 講師)
 私達の周囲には多種多様な病原体が存在しており、それらから身を守る働きが備わっています。その働きを「免疫」と呼んでおり、血液の中の白血球がこれを支えています。病原体から体を守る生体防御機能は、それこそバイ菌だらけの土壌を住処とするミミズをはじめ生物全般にみられるものですが、特にヒトでは高度に発達した仕組みを獲得しております。
 この公開講座では、ヒトの免疫機能について、その成り立ちを下等生物と比較し、分かりやすく説明します。さらに、歴史上類をみないクリーン社会がもたらす功罪について、アレルギーを例に母親と子の関係から、あるいは高齢化社会を迎え注目されている長寿遺伝子の免疫機能への影響など、興味深い話題を盛り込み両者の因果関係を紹介する予定です。

●講演2 「ヒトと共存する菌の役割」 小林寅喆(いんてつ)(東邦大学看護学部 教授)
 ヒトの大腸内には多くの細菌が常に生息し、これらを腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼んでいます。腸内細菌の役割は外部からの病原微生物の侵入・定着を妨害することや、体内に摂り込まれた食物の消化やアミノ酸、ビタミンの合成など有益な働きをしています。今回の講演では、これら腸内細菌がどのようにヒトの体を守っているか、事例を交えて分かりやすく解説します。

【定員】
 130名(定員になり次第、募集終了)
【参加費】
 無料
【申し込み方法】
 東邦大学看護学部に電話、FAX、E-mailのいずれかでお申し込みください。
 ※事前申し込みをされた方優先。席に余裕があれば当日受付も可能。
 ※FAX、E-mailで申し込みをする場合は、下記を記入してください。
  1.氏名 2.居住市区町村 3.連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
  4.この公開講座を何で知ったか(新聞、ホームページ、知人の紹介など)
【申し込み先】
 電話: 03-3762-9881(代表)
 FAX: 03-3766-3914
 E-mail: nrskouza@jim.toho-u.ac.jp

▼本講座に関する問い合わせ先
 東邦大学 看護学部看護学科
 〒143-0015 東京都大田区大森西4-16-20
 TEL: 03-3762-9881(代表)
 E-mail: nrskouza@jim.toho-u.ac.jp
 URL: http://www.nurs.toho-u.ac.jp/event/22642/023183.html

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