- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
東邦大学は3月23日(土)に、習志野キャンパスにて公開セミナー「野生生物との付き合い方 ~日本における野生生物への対応~」を開催する。これは、自然環境の保全について、特に若い世代に広く興味や関心を持ってもらうことを目的に、理学部生物学科の学生が企画・運営するもの。当日は研究・民間・行政の3つの立場から見た、現在の日本における野生生物の現状や今後の対策などを紹介する。参加費無料、事前申し込み不要。
東邦大学理学部生物学科の専門科目「保全生物学セミナー」では、学生自らが企画・運営する公開セミナーを毎年開催している。これは、自然環境の保全に向け、地域社会と連携して活動する人々から現場の話を聞く機会を設けることを目的としたもの。社会で行われている保全活動の現状を多くの人々に伝えることで、学問と現場をつなぐ新たな視点・情報の提供を試みている。
3月23日に開催されるセミナーは、「保全生物学セミナー」で講師を務める千葉県生物多様性センターの浅田正彦氏から、行政が行う野生生物の保護および管理の現状を聞いたことをきっかけに学生らが企画したもの。
絶滅危惧種など、野生生物を“保護する側”の情報は比較的すぐに手に入るのに対し、獣害などを引き起こす野生生物を“駆除する側”の情報は非常に少なく、興味があっても情報を入手しにくい。そうした現状を踏まえ、野生生物を管理するハンターなど、“駆除する側”の生の情報や経験を知る機会を同世代に提供したいという学生らの思いがベースになっている。
そこで、今回のセミナーでは「野生生物との付き合い方」に焦点を当て、実際に現場で活動する研究・民間・行政の3つの立場から見た現状、および今後の対策について伝える。同セミナーを通して野生生物の保護および管理に興味・関心を持ってもらい、野生生物との付き合い方をともに意識する仲間が生まれることを、学生らは期待している。詳細は以下の通り。
◆東邦大学 公開セミナー
「野生生物との付き合い方~日本における野生生物への対応~」
【日時】
3月23日(土)
13:00~15:00(開場12:30)
【会場】
千葉県船橋市三山2-2-1
東邦大学習志野キャンパス
習志野メディアセンター マルチメディアスタジオ
【対象】
高校生以上
【定員】
100名
【参加費など】
参加費無料、事前申込不要
【講演内容】
「外来種が在来種と人間の生活に与える影響」尾崎真澄氏 (千葉県生物多様性センター)
「野生鳥獣による被害状況とその対策」青木 豊氏 (一般財団法人 自然環境研究センター)
「行政が行っている野生動物保護管理の現状と今後の展開」浅田正彦氏 (千葉県生物多様性センター)
▼本件についての問い合わせ先
東邦大学 経営企画部 広報担当 森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX: 047-494-8571
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 東邦大学 |
住所 東京都大田区大森西5-21-16 |