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東邦大学看護学部が10月27日に第12回公開講座「『終活』を考える」を開催――「アドバンスケアプランニング」および「エンゼルメイク」について解説

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東邦大学看護学部(東京都大田区)は10月27日(日)に公開講座を開催する。これは、人生の終わりのための活動である「終活」をテーマに行うもの。当日は、意思決定能力が低下したときのために前もって治療の方針などを設定しておく「アドバンスケアプランニング」、および病院などで亡くなった人に施す「エンゼルメイク」について、同学部講師らが解説する。受講無料、事前申し込み不要。

 人生の最期をどう迎えたいか、そのためにどんなことを行うべきか――。「人生の終わりのための活動」を略した「終活」という言葉は、2012年の『ユーキャン新語流行語大賞』トップテンにも選出され、なじみ深いものとなっている。
 この言葉の中には、一人ひとりの人生後半の生き方、さらにはこれからの医療のあり方など、多くの重要な課題が含まれている。

 今回の公開講座では、医療における終活の一環としてぜひ知っておきたい「アドバンスケアプランニング」および「エンゼルメイク」について、東邦大学看護学部高齢者看護学研究室の角田ますみ講師と、エンゼルメイク研究会代表の小林光恵氏が解説。参加者とともに、それぞれの終活についてじっくり考えていく。

◆第12回公開講座「『終活』を考える」概要
【日 時】2013年10月27日(日) 13:30~16:00(13:00開場)
【会 場】東邦大学看護学部
【定 員】150名程度(先着順)
【その他】受講料無料、当日は大学祭「大森祭」併催

【講演内容・講師】
●講演1 『終活』の視点で考えてみるアドバンスケアプランニング ―自分の人生の最期をどんなふうに計画していますか?―
 角田ますみ氏(東邦大学看護学部 高齢者看護学研究室 講師)

≪アドバンスケアプランニングとは?≫
 意思決定能力が低下した患者のための、終末期医療の取り組みのひとつ。どのような治療を進めていくか、どのように最期を迎えたいかなどの指針や目標を事前に設定すること。

●講演2 エンゼルメイクを知っていますか? ―本人にかわって身だしなみを整えるということ―
 小林光恵氏(文筆家、エンゼルメイク研究会代表)

≪エンゼルメイクとは?≫
 病院などで亡くなった患者の顔に看護師や看護助手がメイクを施し、顔色や表情などを整えること。

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学看護学部FD委員会
 〒143-0015 東京都大田区大森西4-16-20
 TEL: 03-3762-9881(代表)
 FAX: 03-3766-3914
 http://www.nurs.toho-u.ac.jp/koza/2013/info20130628.html